膝の痛み(変形性膝関節症)が「長期化」する根本的理由とは?

人間は立って歩くようになってから膝は壊れるようになった

なぜ膝の痛みは長期化するのか?手術をするとこまで悪化してしまうのか?これは私が最初に感じた素直な感想です。結論から申せば人間は直立した時点で膝を酷使すれば膝が痛むようになりました。筋肉は使えば硬直します。筋肉は使えば固くなり収縮します。そして使わなければ筋肉はやせ細り小さくなります。一方の筋肉を過度に使い一方の筋肉を過度に使わなければ収縮と弛緩が脚に発生しそして脚は歪んでいきます。この歪みが結果的に膝に炎症を起こします。

 

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筋肉の弱体化が膝の痛みを誘発しているとなると筋肉を再強化しなければ膝の痛みは取れない

筋肉の弱体化が膝の痛みを誘発しているとなると筋肉の再強化しなければ痛みは取れないということになります。それは事実です。ではスポーツジムに行って足を鍛えれば膝の痛みは取れるのでしょうか?答えはノーです。脚の使い方が悪くて筋肉の過度な緊張と弛緩が生まれてしまっていますからただ鍛えれば良いというわけではないのです。脚の使い方そのものに変化を与えなければ膝の痛みは取れません。

 

膝の痛みをとる、そのために間違った使い方を根本的に解消する

膝の痛みを根本的に取り除くためには、脚の使い方を根本的に変えなくてはなりません。そのためには脚の使い方を誤作動させている筋肉の癒着、硬直を取り除く必要があります。逆に言えば脚が正しく動くように一つ一つ硬直、癒着を取り除くことで膝の痛みは劇的に解消していきます。

 

まとめ

変形性膝関節症などに代表される膝の痛みがなぜ長期化する傾向があるか?変形性という言葉からも分かるように脚は何もしなければ歪んでいきます。脚の構造上左右前後の脚の筋肉の強度によって足は絶対に歪むのです。何もしなければ徐々に徐々に歪んでいきます。若い時期は何もしなくても歪みにくいのと、仮に歪んでも筋力で支えて膝関節を守ることができました。ところが年齢を重ねていくことで歪みやすくなり、また歪んだ場合にそれを支える力もなくなっていきます。このダブル作用で変形性膝関節症は引き起こされます。若い時期とは状況が変わってきている点、筋肉はメンテナンスしないと歪んでくるという点を痛みが始まった時点で理解しないと膝痛は長期化します。

最後に

[膝の痛み(変形性膝関節症)が「長期化」する根本的理由とは?]というテーマで今回はブログを製作しました。矛盾するようですが本当は膝の痛みは長期化しません。変形性膝関節症は筋肉の問題であると捉えれば長期化しないのです、ですがこれを関節の問題であると勘違いすると途端に長期化します。問題の根本をどこに焦点を当てるかで結果が全く異なってしまうのがこの症状の特徴です。