「日本の正座文化」が膝痛(変形性膝関節症)を増やしてしまう理由

「正座」は脚に負担が強く膝痛を作りやすい

正座は間違いなく膝痛を引き起こす原因になります。正座が膝を悪くするのではなく正座という姿勢を長時間キープすることで脚の筋肉は確実に固まり脚を歪める原因になります。脚が歪めば膝痛を引き起こしやすくなるわけです。正座を長時間したならばしっかりとストレッチなどアフターケアをする必要があります。

膝が痛い方は先ずは「正座」を辞めてみる

膝が痛い方は先ずは正座を辞めてみてください、膝の痛みは軽減されるはずです。全体重が脚に乗るという正座は脚にとっては決して楽な姿勢ではなく無理をすれば膝を痛める原因になるのです。現代の日本で正座を続けている人は稀ではありますがもしも今現在正座をしていて膝痛を持っているならば正座をやめるだけで半数の方は膝痛から解放されます。

 

座り方は重要、脚にとって楽な姿勢が良い姿勢

正しい座り方というのは実はありません。同じ姿勢を続けることで同じ筋肉に負担がかかるためこれが良くありません。同じ姿勢を続けるのではなくその都度楽な姿勢に切り替える、または正座などの同じ姿勢を続けてしまった場合はその後ストレッチなどをして筋肉をリセットしなければなりません。

  正座の問題点

膝関節が圧迫され関節が磨耗しやすくなる

脚の筋肉が硬直することで脚が歪み内側の筋肉が使い辛くなることでき筋力が低下する

脚の感覚が鈍感になることで脚の問題に気付きにくくなる

まとめ

地方に行きますと高齢者の農家の方がかなり酷いO脚になって歩いているのを見かけます。地方ではまだ正座生活をしているケースもあり膝痛になってしまった方にとっては正座は危険です。関節軟骨が圧迫を受けるので確実に磨耗を促します。さらに脚に無駄な緊張が起こるため歪みが進みます。当院では膝痛が起こった時点で正座は辞めてもらいます、そして歪みを作り出す筋肉の異常部位を施術で解消していきます。それによって不均衡であった筋バランスを解消し脚の歪みを解消、膝関節の歪みも解消します。それによって膝関節内の関節軟骨の磨耗を解消し痛みを軽減させていきます。座り方にあってはとにかく足に負担がかからないこと、ここが重要です。

最後に

{「日本の正座文化」が膝痛(変形性膝関節症)を増やしてしまう理由}というテーマで今回はブログを製作しました。変形性膝関節症の世界の治療方法は運動療法が主流です。ようは動かして膝痛を解消する、筋肉を徹底的に動かして正しい状態に導き膝痛を解消していきます。その事実から考えても正座が膝に悪いのは一目瞭然です、全く動かさないわけですから筋肉が硬直するわけです。筋肉を動くようにして膝痛を治すのが世界の常識であることを覚えておいてください。