「ブーツ」は暖かいが膝には負担がかかる

ブーツは確かに暖かい、しかし足首を固定するため膝には負担がかかる

冬はブーツが重宝されます。脚から冷えてきますからブーツは大変暖かく貴重な存在です。ですが膝にとっては決して良いことばかりではありません。足首を固定しますとその分他の筋肉が負担を背負いますから筋緊張が激しくなります。足首周辺の筋肉を使わない分太腿、股関節周辺の筋肉が酷使されます。

今現在膝に痛みを抱えているならばブーツは避けるべき

今現在膝に痛みを抱えているならばブーツは避けるべきです。なぜならば足首がロックされている分膝関節に負荷がかかり膝をさらに痛めます。そして太腿の筋肉が筋緊張化し硬直しますから膝痛が解消しにくくなるのです。

ブーツやヒールは膝に負担がかかることを理解した上で楽しむ

ブーツやヒールを履いてはいけない、というわけでは全くありません。ファッションは機能性以外を楽しむものであり大いに楽しんで頂きたいと思います。その上でブーツやヒールが膝痛に影響あることを忘れない、その後のケアが必要であることを忘れないで頂きたいと思います。

  ブーツなど足首を固定する靴の膝痛に与える影響
足首が使えなくなることで脚の筋肉のバランスが崩れそれがやがて癖になる、結果必要な膝関節を支える必要な筋肉が欠如し膝痛が悪化する
2  足首を固める靴、ブーツは足底筋など明らかに一部の筋肉の機能を制限するため継続して履くと筋肉が不足、及び硬直が起きる。これが膝痛悪化の原因になる
ブーツなど脚に緊張感のある靴を履き続ける体幹の欠如の原因になる、結果脚の負担が増えて筋肉が硬直し膝痛悪化の原因になる

まとめ 

変形性膝関節症とブーツの関係について、変形性膝関節症は膝関節が変形して起こる炎症です。ブーツのように足首を固定した形状の靴を履き続けますと足の筋肉に無理がでて脚がゆがみやすくなります。この歪みがそのまま膝関節にまで影響を与えますと膝関節が変形して膝に炎症を起こさせます。今現在膝が痛い方はブーツは避けたほうが無難です。当院では脚を歪ませる筋肉の異常、緊張、癒着、痩せ細りを施術を通じて解消していきます。筋肉の一つ一つが正常になっていきますと脚の形状は正しくなっていき膝関節の歪み、変形も改善されます。膝関節の変形が改善されますと関節内の関節軟骨も磨耗が減り結果痛みは解消します。関節内の痛みとは実は関節軟骨の磨耗粉が関節包などに触れて炎症を起こされているのです。このメカニズムが解消されることで痛みが引くのです。

最後に

「ブーツは暖かいが膝には負担がかかる」をテーマに今回はブログを製作しました。若い時期はブーツで膝が痛くなるようなことはありません、ですが年齢を重ねていきますとブーツで膝痛になってしまうケースはあります。なぜならば負担がかかると同時に筋力が落ちてきているのでブーツを通じて膝関節が歪んでしまう可能性があるからです。脚に負担をかけると同時にそれに耐えうる筋力が低下しますと膝関節は変形し痛みを生み出します。重要なことは負担をかけてしまって硬直された筋肉を解放することとそれによって脚の筋肉が使いやすくなり筋力が回復することです。