「骨盤が傾く」と膝痛(変形性膝関節症)になる

骨盤は空中に浮いているわけではない

骨盤は空中に浮いているのではなく筋肉に支えられて存在しています。ですので支えている筋肉が不足したり、過度に緊張すれば必ず傾きます。骨盤の傾きは筋肉の不均衡の証拠です。骨盤の前傾、後傾、左右の傾きは全て筋肉の不均衡が生み出します。

骨盤が傾くと膝痛になりやすいのは事実

骨盤が傾くと膝痛になりやすいのは事実です。骨盤の傾きは筋肉の不均=脚の歪み=膝の痛みだからす。骨盤の傾きを是正するために筋肉の不均衡を是正すれば自然と脚の歪みが是正され膝の痛みは解消されます。

とはいえ骨盤の傾きを自覚できる人はいない

とはいえ骨盤の傾きを自覚できる人はいません。骨盤の傾きは無自覚に徐々に進みますから今私の骨盤は前に倒れているという自覚を持っている人はいないのです。当院では脚の動き、伸び具合、固さ、股関節の可動域など多面的に考察し骨盤の傾きを把握、膝痛解消の参考にしていきます。

まとめ

骨盤と変形性膝関節症には関係があります。骨盤は身体の中心に位置するため骨盤が前傾したり後傾したり左右に傾くことで脚の筋肉負担は変わっていきます。ただし骨盤が傾いている時点でそれを支える筋肉に問題がありここを解決することが最も重要な点になります。骨盤の傾きも変形性膝関節症も筋肉の異常が引き起こしており骨盤、膝関節周辺の筋肉の異常を解消する以外に治す方法はありません。当院では骨盤の傾きは筋肉の異常が引き起こしていると捉えますし、変形性膝関節症も筋肉の異常が引き起こしていると考えます。それぞれを同時進行で解消することで症状を改善します。

最後に

今回は骨盤が傾くと膝痛(変形性膝関節症)になるというテーマで製作しました。これは骨盤が傾く=筋肉がおかしな状態にある=膝関節がゆがむ=膝痛です。逆に言えば骨盤が正しい位置にある=筋肉が正常に機能している=膝関節の変形が治る=膝痛が解消するです。このメカニズムで膝痛は解消されていきます。