部活動での腰痛は腰椎分離、すべり症を疑う
スポーツで定期間身体に負荷をかけ続けますと身体が筋肉の硬直で歪み始め次第に背骨に負担がかかることに。この背骨への負担が継続し続け閾値を越えると腰椎が分離する症状が起きます。これが腰椎分離すべり症です。筋肉疲労、硬直が作り出した身体のゆがみが腰椎を圧迫し最終的に組織が破壊されていきます。スポーツ選手は多少の疲労でも休むことを許されず無理が祟って最終的に椎骨の破壊が起こるのです。
スポーツ選手は腰が重だるくなったら先ずは部活動を控え脚の疲労回復を考える
残念ながら日本の部活動のレベルは低いのが現状です。特に怪我や腰痛、膝痛などに対する認識が恐ろしく低く指導者のモラルの低さを感じざるをえません。身体が丈夫で怪我をしにくい生徒以外は多くの場合部活動で潰されます。指導者自身が本格的に身体のことを学んだ経験が無くただ練習量を多くしてしまうためにこのような事故が起こるわけです。
1時間の練習であれば1時間のセルフケアが必要になる
1時間の練習をしたならば1時間のセルフケアを本来はしなくてはならないのですがそれが日本の部活動では確保できません。結果多くの生徒が身体のどこかに異常を抱えるようになります。繊細な感覚の持ち主であればあるほどにその傾向は強く一度腰に違和感や痛みを発生すると長期化する理由はそこにあります。