腰痛の8割はいまでも原因が特定できないのは誰も腰痛を正しく理解していないから
腰痛の8割は原因が特定できていません。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など原因がハッキリしている腰痛以外は西洋医学的にはハッキリしない腰痛、非特定性腰痛にくくられてしまいます。痛みというのは組織が壊れる前に信号として発信されるものであり組織に変化が起きる前から発信されますから症状として名前がつかないのは当然といえば当然なのです。
腰椎が壊れるまえの痛み=腰痛である
皮膚をツネれば痛いのはそれ以上ツネると皮膚が破けてしまうから痛いわけです、この痛みを発信している皮膚に組織的に今現在何か変化があるかといえば全くありません。ただ皮膚が引き伸ばされているだけです、これと非特定性の腰痛は同じです。関節が何らかの要因で圧迫され引き伸ばされこのままいくと炎症を起こす可能性があるだけで身体は痛み信号を送るわけです。
壊れる前に発せられる痛みを鎮痛剤で消すという愚かな行為
みのもんたさんが脊柱管狭窄症の手術を受ける前に1日4回に痛み止めの薬を飲んでいたことは書籍にて紹介されていました。これは非常に危険です、腰椎を守るために発せられていた痛みを薬で消すことを常態化しますと組織は確実に壊れていきます。みのさんの場合は脊柱が狭くなり、馬尾神経、坐骨神経を圧迫し立っていられないような状態にまでなっていました、ですがこれは本来おかしなことでそこまで行くまでに多く場合は痛くて我慢できません。立つことも苦しい状態になるまでに痛くて横になっているはずなのです。これが鎮痛剤の恐ろしさ、腰痛を理解していない人間の愚かな行為です。当院では痛みというものを正しく理解し痛みを作り出す根本原因を確実に施術でアプローチしていきます。痛みはあくまで信号でありその信号が消えるか否かを精密に調べ施術を継続していきます。