下肢痛のない前屈障害型と下肢痛のない後屈障害型
下肢痛がないという条件で先ずは腰痛を大きく二つに分類することができます。それは前屈障害型と後屈生涯型です。文字通りですが前屈すると腰が痛いか後屈すると腰が痛くなるかに分けることができます。前屈生涯型の腰痛は腰痛症、椎間板ヘルニア(軽症)、急性腰痛発作(ギックリ腰)椎間関節性腰痛、仙腸関節障害です。後屈障害型は変形性腰椎症、椎間関節性腰痛、急性腰痛発作、仙腸関節障害になります。
下肢痛のある前屈障害型と下肢痛のある後屈障害型
下肢痛のある前屈障害型は椎間板ヘルニアの神経根圧排型、軽度、中度になります。下肢痛のある後屈障害型は椎間板ヘルニアの神経根絞扼型、中度、重度、脊柱管狭窄症、腰椎分離症・分離すべり症、腰椎変性すべり症が該当します。
下肢痛があるかどうかで重傷か否かを判断し、前屈時か後屈時かで種別を判断する
腰痛において下肢痛があるということは腰椎の異常が神経を圧迫しているという証明になります。そして前屈時か後屈時の腰痛かの違いによって背骨がどのように変異しているかを判断できます。下肢痛があるか否かによって症状の重症度が分かります。