片方の膝痛をかばうことで反対側の膝が痛み出す原理

膝は一方をかばうことで反対側の膝が痛み出す

膝痛(変形性膝関節症)がやっかいな点は一方の膝の痛みをかばうがためにもう一方の膝が痛み出すというメカニズムに入ってしまうことです。膝は一方をかばえば反対側が痛くなります。一方が痛くなった時点で反対側の膝もすでに歪んでいるケースが多いからです。つまりたまたま一方が痛み出しただけで実は両方の膝がすでに負担を負っているのです。つまりかばうという行動自体が膝にとっては致命傷になるのです。

膝の一方が痛み出した時点で身体全体のアンバランスさを気にしなくてはならない

膝は一方が痛み出した時点でほぼ両足の膝が痛む前兆状態に陥っています。ですから一方が痛み出した時点で反対側の膝が痛むことを警戒しなくてはならないのです。どのように警戒するのか?それは身体の硬直、癒着、股関節の動きなど全身の不調を回復させるということです。これで膝の痛みを軽減していきます。

 

膝の一方が痛み出した時点でしっかりとその痛みを対処すれば全く怖くない

膝の一方が痛くなった時点でしっかりとその痛みの根源にアプローチしていけば膝の痛みは怖くありません。下手にかばって動くことで痛みが深刻化していきます。大切なことは曖昧にしないでしっかりと対峙することです。膝に関しては安静にしているだけでは回復しない可能性が強くあるのです。また全く歩かない生活をするのは不可能なことでありその点も膝痛の解消を難しくしている点です。

まとめ

当院の施術について

変形性膝関節症と診断されますと痛む膝をかばって歩くことになります。初期の膝痛であればしばらくすると膝痛が緩和されてきます。ところがかばって歩くことで他方の膝が痛み始めるのです。片方が変形性膝関節症になった時点で当然両足とも脚が歪んでいるわけです。最初に膝痛になる脚は普段負担を大きく背負っている脚であり、その脚をかばって歩けば片方がその負担を背負うことになるのです。これで歪みがさらに加速され片方の足も変形性膝関節症になります。両足が膝痛になっても問題はありません、なぜ膝痛になったかを理解すればいいのです。当院では変形性膝関節症の主原因である脚の歪みを施術を通じて解消します。脚の筋肉の過度な緊張と、筋力不足の両要素を同時進行で改善していきます。脚の歪みが解消されますと歪んだ膝関節も解消され関節軟骨の磨耗も解決できます。この段階を踏むことで確実に膝痛を解消します。

最後に

片方の膝をかばうことでもう一方の膝が痛み出すメカニズムについてお伝えしました。変形性膝関節症は膝関節の経年劣化や老化ではなく筋肉の異常で引き起こされると当院では考えます。そのため片方の足をかばうことでもう一方の足の負担が増え筋肉が異常硬直したり癒着したりと筋肉の問題が進んでいきます。筋肉の異常、問題が進んでいきますとやがて膝関節にまで問題が生じるということです。この負のスパイラルを脱却するには変形性膝関節症が筋肉の問題であることを強く理解する必要があるのです。筋肉の問題であることが理解出来れば筋肉にアプローチを加え確実に変形性膝関節症を改善していくことができます。