「健康食品」で膝痛(変形性膝関節症)を改善しようという考え方のリスク

「健康食品」で膝の痛み予防に、、というのがあるがこれは危険

健康食品で膝の痛み予防にというものがあります、これを全否定するつもりはありません。ですがこれで実際に膝の痛みが改善した場合注意が必要です。本当にこれが決定打になったのか、ただの対処療法なのでは、、そのように疑ってかかる必要があります。私の経験では膝痛の大部分が脚の使い方の誤りにあります。その事実にフォーカスしないで食品だけで膝痛を解消しようとなると逆に膝痛の進行を早めてしまうリスクがあるのです。

「健康食品」はあくまで補助、気休め程度と自負しておく

そのような理由から膝のための健康食品はあくまで補助として考えておくほうが賢明です。これをメインに膝痛改善を考えれば恐らく大変なことになるはずです。例えば20代の若者で酷いO脚の場合、恐らく50代あたりで膝痛が出現するはずです。見ただけでも酷いO脚にも関わらず膝に痛みが無いほうが不自然なことであり人間の身体がいかにタフであるかが分かります。人間の身体はかなり歪んでも痛みまでは発生さません。痛みが出現するときはかなり症状が進んでいるときなのです。にもかかわらず膝痛が現れた際ここで健康食品に頼るのはピントがずれています。

 

食事は勿論健康の必須条件、だが「食事で膝痛を完治する」という考え方は危険

ですが勿論食事は健康管理において最も重要な要素であることは間違いありません。不健康な食事、偏った食生活で健康を手に入れることは不可能です。ですが膝痛を食事で改善できるのではという考え方もやはり偏っています。そこまで偏ってしまいますと逆に膝痛の進行を深めてしまう可能性があるのです。

まとめ

健康食品とヒアルロン酸注射は似ています。磨耗した関節軟骨を再生しやすくするという点です。ですがヒアルロン酸注射を毎日注射しても変形性膝関節症が治らないということは関節軟骨の再生を活発にしても根本的解決にはならないということです。よっぽど栄養状態がおかしくない限り膝関節の磨耗は防げます。なぜ膝関節内の関節軟骨が磨耗するかと言えばそれは栄養素が足りないのではなく単純に脚が歪んでいるからです。脚が歪み、膝関節が歪み、関節軟骨を圧迫しているからです。ここに栄養問題は一切関係しません。ですから膝に良い栄養を摂れば変形性膝関節症が治るという考え方は素人の考え方ということになります。当院では脚や膝関節を歪ませる根本原因である筋肉の異常を施術で取り去ります。筋肉の異常を解消することで脚の歪み、膝関節の歪みを取り去り、関節軟骨の磨耗を解消し痛みを軽減していきます。膝に良い栄養素を摂ることは悪いことではありませんが絶対にそれだけで治ると考えることだけはないよう自覚してください。

最後に

今回は健康食品で変形性膝関節症を治そうとするリスクについてお話しました。健康食品で膝痛を治そうとする方の考え方はやはり外から何かを入れることで病気を治そうとしています、風邪や、発熱と同じです。ですが変形性膝関節症は筋バランスの崩れで起きていますから薬や栄養素では筋バランスを整えることはできません、結果症状が長引き悪化する可能性があります。筋バランスの崩れは筋肉に何かしらの刺激を入れる以外にありません、筋バランスをとるためにセルフストレッチ、セルフマッサージ、当院の施術があります。