「動きの少ない関節」が「動きの大きい関節」に影響を与えているという事実

動きの少ない関節の代表格は「仙腸関節」

仙腸関節の動きを変えると膝痛が解消するのはなぜか?身体のメカニズムの一つとして動きの少ない関節が動きの大きな関節に影響を与えるという事実があります。動きの少ない関節の代表格は仙腸関節であり動きの大きな関節の代表格は膝関節です。つまり仙腸関節の動きが正常になれば膝関節は正常になるという方程式が成り立ちます。当院ではまさに骨盤周辺の筋肉を徹底的に変えることで膝痛を解消させるわけですがこれは仙腸関節から膝関節を変えることと同意です。骨盤周辺の筋肉の異常が仙腸関節の異常を生み出し仙腸関節の異常が膝関節の異常を作り出しています。

「骨盤周辺の筋肉群」を徹底的に変えていく

骨盤周辺の筋肉を徹底的に施術していきますと筋肉が動きを取り戻していきます。骨盤周辺には臀部筋群、大腿四頭筋群、ハムスト筋群等大きな筋肉が密集していますがそれらを一気に変えていきます。大きな刺激、小さな刺激、緩やかな刺激、鋭い刺激ありとあらゆる刺激を身体に加えていくことで骨盤周辺の筋肉群を変えていきます。骨盤周辺の筋肉群が動きを取り戻し伸縮性が回復しますと仙腸関節も正常に機能し始めます。するとそれに比例して膝関節も正常に機能し始め膝痛が解消されます。

整体師が「骨盤矯正」を盛んに叫ぶのは間違いではない

骨盤矯正という言葉はあまり多くの方が使うため実態が曖昧になっていますが私は仙腸関節の動きを取り戻すことであると考えています。そうしますと仙腸関節のみにアプローチすればいいのではと考える方もいますがそうではありません。骨盤はとてつなく大きな筋肉に支えられていますからこの筋肉が異常であれば確実に骨、関節に影響を与えます。ですから関節のみを正常にしようとするのではなく急がば回れで取り巻く筋肉全てを変える必要があるのです。