整体師が考える「いかに健康に長生きをするか」

身体のどこかに痛みが生じた時は日頃の習慣を変えるチャンス

なかなか引かない痛みが身体に現れたときは実は日頃の習慣を変えるチャンスです。膝に痛みが生じたならばこの膝の痛みを改善するために新しい健康習慣を取り入れる、それによってさらに健康になる。健康になることで膝痛が解消するならばむしろ膝痛が発生して良かったということになります。プロのスポーツ選手は身体のどこかを怪我したら怪我をしない体つくりを取り入れます。こうして怪我をする度に怪我をしにくい身体に進化していくのです。膝痛も同じ、膝痛を改善するために膝痛にならない身体を手に入れることで身体が逆に若返ります。

怪我や痛みは身体を進化させるために訪れた警告である

怪我や痛み、炎症は身体の使い方を変えたほうがいいよ、身体にとって良い習慣を再構築した方がいいよという身体のメッセージです。ですから怪我や痛みが発生したら逆に健康になるチャンスなのです。何の痛みもないのに何かを続けるモチベーションは湧きませんが痛みがあればそれを継続出来ます。

 

膝が痛むのは身体が硬くなり、筋肉が衰え歪んできたことを身体が教えてくれている

膝が痛むことに意味があるならばそれは身体が硬くなり、筋肉が衰え歪んできたことを教えてくれているということです。膝の痛みがなかなか解消しないのはこれだけの課題があることを身体が教えてくれているからです。沢山の課題があることを身体が教えてくれていますからこれは健康になる最大のチャンスなのです。当院では体のどこがどう固くなり、また衰えているかをご自身の身体を持って体験して頂きます。膝痛を改善する流れのなかでそれを体感頂くことで完治する時には自分の身体に詳しくなれるのです。日々の習慣が変わります。

まとめ

変形性膝関節症の痛みは膝関節内の関節軟骨が磨耗してその磨耗粉が痛み物質を発生、これ以上磨耗すると関節軟骨がなくなってしまうということをサインしています。身体の不快症状は実は全て警報装置です。今の状態では身体が壊れることを事前に伝えてくれているのです。ですからそのサインをしっかりと受けとめて再発防止をしなくてはなりません。当院では「膝の痛み」を非常に大切にします、痛みの軽減は膝関節の状態を詳細に写し出す鏡だからです。ですから痛みが今どのぐらいあるかを詳細に聞きます。逆に言えば痛みが軽減しているのであれば膝関節の状況もいいということ、これは大変重要な情報源になります。痛みをしっかりと発信できる身体は優秀な身体です。非常ベルの機能が優れているからです。

最後に

「整体師が考える、いかに健康に長生きをするか」をテーマに今回ブログを作製しました。日本を除く先進国では変形性膝関節症は運動療法で治します。筋肉の状態を良くすることで治すのです。膝関節ではなく身体の動きを改善し、正しく立てる身体にすることで膝痛を改善していきます。膝が痛くなったならば筋肉が正常ではないと判断し筋肉を正常にしていくのです。より筋肉が健康になることで膝痛も治るし、健康にもなると考えて日々生活していきます。