農業、畜産業従事者が膝痛になるメカニズム

中腰の姿勢は太腿前面の筋肉を強化するだけでなく硬直し最終的にバランスを崩す

中腰の姿勢を続けていきますと太腿前面の筋肉が肥大化していきます。農業や畜産業者など中腰での姿勢が多い方は太腿の前の筋肉、大腿四頭筋群に力を入れて姿勢を保持しながら作業を続けていきます。結果的にこれらの筋肉が骨盤を引っ張り膝関節を引っ張りフラットで崩れた姿勢になっていくわけです。

脚が逞しくなることで関節が悲鳴を上げる

太腿前面の筋肉が鍛えられることで脚の筋肉は肥大化しますが関節はそれと比例して強くなるわけではありません。その筋肉が硬直し癒着し固まった場合その負担は関節にきます。特に膝関節は繊細な関節であり常に引っ張られれば次第に関節がダメージを受けます。さらに前面の筋肉が緊張することで後面のハムストが機能を失い膝関節を重力から支える力を失います。こうして膝痛が起こり始めるわけです。

当院では大腿四頭筋群を施術で直接解放しその場で膝関節を解放する

高齢者の一般的な膝痛とは異なり農業従事者や畜産業従事者の脚は丈夫です。ですから多く場合肥大化した大腿四頭筋群を施術で解放した時点で膝痛が軽減し始めます。筋力が圧倒的に落ちてからの膝痛ではなくバランスを欠き、膝関節が肥大化した筋肉に耐えれなくなっての膝痛ですから根本原因を解消することで瞬時に痛みを解放できる可能性が高くあります。