膝の「内側」が痛くなろうが「外側」が痛くなろうが解消方法に関係はない

「O脚もX脚」も発症原因は全て同じ、原因が同じなわけだから解消方法も同じ

膝の内側が痛くなる、膝の外側が痛くなる、、、O脚から膝痛に、X脚から膝痛に、、、様々な形で膝は痛みを引き起こしますがなった原因、理由はほとんどが同じです。脚の筋肉の内外バランスが崩れ起きています。筋肉バランスの黄金律からどこまで崩れているかが痛みの強さになります。どの場所が痛いかどうかは実は関係ありあせん。

健康な膝 変形性膝関節症
真っ直ぐな形状 O脚、X脚、XO脚
内側7、外側3の筋バランス 内側3、外側7
内側重心で立つ 外側重心で立つ
筋力正常 内側筋力不足、外側筋肉硬直

多くの場合「痛い箇所」には全く触れない

膝の内側が痛い状態であろうと、外側が痛い状態であろうと一切改善方法に違いがないのはどこが痛んでいてもその箇所には全く触れないからです。痛い箇所に触れずに根本から変えていきますからあまり場所は関係ないということになります。外側、前面の筋緊張を取り除き、内側、裏側を筋力を再強化することで脚の黄金律に導き痛みを改善します。

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「膝の状態」を事細かに観察する必要もない

痛みの箇所に直接触れないということは、実はその痛みの状態もあまり改善方法には関係ありません。そのため私は痛みの箇所に触れもしませんし、動きをつけて事細かに痛みの発生状況を調べることもありません。膝を壊す原因場所には積極的にアプローチしますが壊れてしまった箇所(膝)はそれほど詳細に調べる必要もないのです。

まとめ

変形性膝関節症は身体の歪み、脚の歪み、膝関節の歪みが関節内の炎症を作り出す病気です。身体の歪み、脚の歪みに主な原因があるならばここを取り除けば痛みは解消するということになります。そうなりますと内側が痛かろうが外側が痛かろうがそれはどちらでも構わないということになります。痛みは関節軟骨が磨耗しその磨耗粉が作り出します。関節軟骨の磨耗を抑えれば根本的に痛みを排除できるわけです。当院では体の歪み、脚の歪みを作り出す筋肉の異常にフォーカスしこの筋肉の異常を施術で解消していきます。筋肉の異常を一つ一つ解消していきますと膝関節の歪みが解消されていき関節軟骨の磨耗もなくなっていきます。関節軟骨の磨耗がなくなりますと膝痛は解消します。

最後に

変形性膝関節症の世界的な治療方法の流れは運動療法です。筋肉を正しく使える身体にすることで膝痛を解消していきます。内側の使えていない筋肉を再強化し、外側の凝り固まった筋肉は解して伸展力を高めていきます。世界の常識では膝痛は筋肉で治すという事実を是非頭にいれておいてください。