膝痛(変形性膝関節症)に限って言えば気合や根性は一切通用しない

痛みを押し切ってプレイする選手は皆選手生命を短くする

膝の痛みに限ってはっきりと言えることですが痛み止めなどを飲んで無理してプレイするスポーツ選手は皆選手生命を短くします。痛み止めを飲んでいいケースはほぼ無く、痛みがあるから組織をなんとか壊さないでいれるのであって痛み止めを飲んだり注射したりしてプレイすればそれ以降のキャリアをほぼ棒に振る形になります。そのぐらい痛み止めを飲んで無理にプレイするのは危険な行為です。

「膝は弱い関節」というわけではないが痛いというシグナルは身体の「非常事態宣言」

膝が痛みを発している時は、体の非常事態宣言ですからこの警報を無視して、もしくはシャットアウトしてプレイをすればとんでもない事態が次に待っています。プロの世界ではどうしても無理して出場しなければならない状態もあるかもしれませんが膝を壊しても出なくてはならない機会は避けるべきです。膝は1回壊してしまうとスポーツという場面に限っていえばなかなか再起が難しくなります。

膝に痛みがあるときは膝至上主義にならなくてはならない

膝に痛みがあるときは膝至上主義にならなくてはなりません。痛みを騙しながらとか、痛みを無視して、痛みを忘れて、、などは一切通用しないのが膝痛です。根性論や気合論、痛み止めも全て膝痛の前では皆無力です。膝は構造的な概念まで掘り下げて解決しなくてはなりません。膝痛は体の使い方、柔軟性、バランスにまでフォーカスし真剣に解決に取り組まなければ解消しません。

まとめ

変形性膝関節症は気合や根性では解消しません。長年のメンテナンス不足と筋力不足が合わさって膝関節が変形し関節内の軟骨組織が炎症を起こし痛みが発生しています。ですからここでまた気合を入れてとか根性で乗り切ってというのは馬鹿げた話なのです。変形性膝関節症は異常を起こした筋肉を解消する以外に改善する方法はないのです。当院では膝関節を歪ませる筋肉の異常を(硬直、癒着、痩せ細り)を施術を通じて解消していきます。揉む、叩く、捻るの3種類の刺激を駆使して異常を正常に戻し膝関節の歪みがなくなるまで施術していきます。歪みが無くなれば無くなるほどに軟骨や半月板の磨耗も解消され痛みは引いていきます。

最後に

[膝痛(変形性膝関節症)に限って言えば気合や根性は一切通用しない]というテーマで今回ブログを製作しました。スポーツ選手に多いのですが気合や根性で膝痛を乗り越えようとする方が稀にいますがこれは不可能です。膝痛、変形性膝関節症のメカニズムを理解して頂くとこれが不可能であることが理解できます。大切なことは膝痛を引き起こしたのは筋肉の異常でありこの異常を取り除かない限り根治はないということです。ここに気合や根性が入り込む余地はありません。