膝痛(変形性膝関節症)ジプシーはなぜ発生するのか?

膝を悪くして、、、という言葉自体が完全に間違っている

高齢者の方発する「最近膝を悪くしまして、、」という言葉を聞く機会が多々あります。この膝を悪くしてと言っている方のほとんどの膝は全く悪くありません。本当に皆さんビックリされますが痛みを発している膝は今現在も悪くありません。ですから膝には一切触れず膝の痛みを解消することができるのです。本当に膝自体に問題があるのならば膝に直接施術しなければ膝は良くならないはずです。実際は膝は全く悪くはなく悪いのは体のバランスです。

「膝を悪くして」と言っている人の膝は悪くはなく、悪いのは勘違いしている本人の自覚

膝が痛いのだから膝が悪くなっているに違いないとそう信じ込んでいるからこそ間違った治療方法を延々と続けます。湿布を張ったり、サポーターをつけてみたり、膝をかばうことを続けますが一向に膝が良くならない、、、それは当たり前のことです。そもそも膝は悪くないのですから。。膝はただただ圧迫され負荷を与えられ、このままでは壊れてしまうよと警報を発しているだけなのです、痛みや違和感として。

 

悪いのは膝以外の全身のバランス

身体において過度に緊張している骨盤周辺、大腿四頭筋外側周辺の筋肉を解していきますと途端に膝の痛みが軽減し始めます。その時に初めて「膝は悪くなかった」という現実を突きつけられます。膝は全く悪くありません、悪いのは膝周辺の筋肉の過度な緊張、全身の過度な緊張、癒着、それに伴って生まれる部分的な筋力不足です。

まとめ

膝痛ジプシーはなぜなくならないのか?ということですが変形性膝関節症は正しく理解できてば全く難しくない症状であり理解していないと非常に難しい症状です。変形性膝関節症を膝関節に原因があると考えている間は全く改善されません。変形性膝関節症を筋肉の異常であると考えれば改善は一瞬です。筋肉が硬直し、その硬直が膝関節を歪め、その歪みが関節内の関節軟骨を磨耗して起こります。この順番を踏まずに変形性膝関節症になる方はいません。ですから先ずはこのメカニズムをしっかりと理解し順番で解決するほかないのです。当院では変形性膝関節症を筋肉の異常を解消することで解決します。筋肉の異常を施術で解消し膝関節の変形を是正、結果として関節内の関節軟骨の磨耗を解消し痛みを取り除きます。

最後に

変形性膝関節症を患ってから毎週のように病院に通うが一向に良くならない、医師からは老化だからうまく付き合っていくしかないという言葉をかけられ、そんなものかと諦める。これは日本ではよくある話です。日本ではどういうわけか腰痛や膝痛などが治るものではなく上手く付き合っていく症状と考えられています。変形性膝関節症も腰痛も関節の悪化、経年劣化、老化と考えればこれはもう治らない症状となってしまいます。ですが実際はこれらの症状は筋肉の異常が作り出した副産物に過ぎません。考え方を変えれば難しい問題ではありません。ですが病院任せ、医師任せの方にとっては一生付き合っていく症常になってしまいます。注意が必要です。