膝痛(変形性膝関節症)改善になぜ骨盤周辺の筋肉の状態が重要になるのか?!

施術では基本的には骨盤周辺の筋肉へのアプローチをメインにする

当院の膝痛改善の施術において最も重視する点は骨盤周辺の筋肉へのアプローチです。骨盤周辺の筋肉を徹底的に変えることで膝痛解消を行います。骨盤がなぜ重要になるのか?骨盤周辺は体全体においても最も大きな筋肉が存在しておりここをいかに解すかで膝の使い方が変わってきます。瞬時に膝の痛みが取れるケースはだいたいにおいて骨盤周辺の筋肉へのアプローチが成功した時です。

骨盤周辺は大きな筋肉群が存在する

骨盤周辺、お尻周辺は身体の中でももっとも大きな筋肉群が存在します。脚の筋肉以上に大きな筋肉群が存在するのです。例えば長時間座っていてお尻が痛くならないのはなぜか?それはお尻に大きな筋肉が存在して骨を守っているからです。

膝なのに骨盤なの?

多くの患者さんはなぜ膝痛解消で来院してるのに骨盤周辺ばかりをアプローチするのか?と疑問に思いますが実際に膝痛の解消具合で納得されますし骨盤周辺の筋肉の変化は施術中に如実に実感できます。脚を上に上げやすい状態になり歩く時の膝の負担が一気に減る感覚を覚えます。

骨盤周辺が固まることで外側重心は固定化する

骨盤周辺が固まっていきますと外側重心が固定化してしまいます。骨盤周辺の筋肉が硬直、癒着をすることで内側重心が外側重心にシフトしていきます。筋肉の大きさが大きいからこそその影響力は半端ないのです。外側重心になりますと足は歪み膝痛や足首痛を誘発します。

骨盤から大腿四頭筋外側の筋緊張の緩和で8割ぐらいに膝痛は解消される

来院頂く患者様の8割は、骨盤から始まり大腿四頭筋外側の筋緊張の緩和で解消されます。最終的には大腿骨を取り巻く全ての筋肉を健全な状態に変えることで膝関節は正しい動きを取り戻します。立った時に膝にあった違和感が取れていることに気づきます。

  膝痛改善に骨盤周辺の筋肉が重要な理由
骨盤周辺は筋肉量が多いため身体バランスに大きな影響を与える
骨盤周辺の筋肉はセルフケアするのが難しく硬直、癒着しているため
外側重心を作り出す大きな原因になっているのが骨盤周辺の筋肉群である

まとめ

変形性膝関節症の治療が長期化する理由の一つが膝関節周辺をどんなに丁寧にケアしても関節の痛みが一切消えないからです。多くの場合は炎症部位の周辺をケアすれば痛みは軽減します。ところが膝関節に関しては痛みが消えないのです。これは変形性膝関節症が身体のゆがみが作り出した炎症であることを証明しています。よって膝関節周辺をケアするだけではゆがみは消えず結果として関節の炎症も消えないということになります。当院では変形性膝関節症を筋肉が作り出したゆがみであることを念頭に、筋肉の異常を一つ一つ解消していきます。特に股関節、骨盤周辺の歪みを筋肉の異常を取り除くことで解消し結果として膝関節の変形も解消し痛みを取り除きます。