「大腿骨がポキポキ音がする」ことと膝痛(変形性膝関節症)の関係

大腿骨がポキポキ音がするのはあらゆる筋肉に引っ張られ大腿骨が関節から外れる音

膝痛(変形性膝関節症)の方で同時に大腿骨と股関節の組み合わせが悪くポキポキ音がするという相談を受けることがあります。これは大腿骨が外側に引っ張られることで歩く度に大腿骨の付け根が関節から外れる音です。大腿骨がそれだけ外側に引っ張られるわけですから膝にも影響がでて当然のことです。

膝痛を引き起こすとき、膝痛以外の不快症状があるのは当然のこと

膝痛を引き起こす際、膝痛以外の不快症状があるのは当然です。なぜならば膝痛は身体のバランスの悪さが引き起こしていますから膝痛以外の不快症状も現れて当然なのです。そのため今回のような大腿骨が股関節に上手くはまっていない状態も起きます。

肩コリ、腰痛、首コリ、むくみ、全ての不快症状が膝痛の影に隠れている

肩コリ、腰痛、首コリ、むくみ、全ての不快症状が膝痛の影に隠れています。膝痛になるということは身体の中心軸が無くなり外側に軸が形成されてしまっているので肩コリ、腰痛、むくみ、などあらゆる不快症状が現れる可能性を秘めています。たまたま今回現れたのが膝痛であって腰痛になっていても全くおかしくなかったということです。

まとめ

変形性膝関節症と大腿骨は関係が深いです。そもそも変形性膝関節症は大腿骨を守るための軟骨が磨耗することで起きた炎症です。ですから大腿骨の炎症でもあるのです。大腿骨が股関節でポキポキするのは大腿骨を取り巻く筋肉群が硬直し大腿骨の動きを狂わせています。この影響はそのまま膝関節にも影響しますから膝関節も危ない状態であることが判ります。変形性膝関節症でなおかつ大腿骨がポキポキ鳴る方は大腿骨周辺の筋肉の異常を解消するだけで関節症も軽減する可能性を秘めています。当院では大腿骨周辺の筋肉の異常を施術で解消し続けポキポキ鳴らなくなりまで施術を継続していきます。そうすることで変形性膝関節症も同時に解消していきます。

最後に 

[「大腿骨がポキポキ音がする」ことと膝痛(変形性膝関節症)の関係]というテーマで今回ブログを製作しました。大腿骨がポキポキ音がするのは大腿骨を取り巻く筋肉が異常な緊張もしくは異常な弛緩状態にあり歩くことでそれが如実になるからです。股関節から外れる音がするということです、大腿骨はそのまま膝関節と繋がっていますから膝関節もそのまま影響を受けることになります。それは良い影響ということはなくやはり悪い影響を受けるのです。ですから大腿骨が歩く度にポキポキ音が鳴ることと変形性膝関節症は関係があるということになります。

大腿骨とは

 

平均的な長さは43.2cm。大腿骨は人体においても最長の骨といわれている[1]。近位端、大腿骨体、遠位端で構成される。近位端は、大腿骨頭、大腿骨頚、大転子、小転子で構成される。丸い大腿骨頭は寛骨とともに股関節を形成する。大腿骨頭はなめらかだが、大腿骨頭窩というくぼみがあり、そこに着いた靭帯が寛骨臼につながっている。大腿骨頭の重要な機能の1つは、骨髄における赤血球の生産である。大腿骨頚は、大腿骨頭と大転子、小転子の間にある。大腿骨頚と骨体の角度は頚体角と呼ばれ、通常は約125度である。大転子と小転子には、股関節を動かす筋肉が着く。