「人工関節」を選択する前に考えて頂きたいこと

人工関節は最後の手段、西洋医学以外の選択肢を試してほしい

人工関節の「良い悪い」は一概には言えません、なぜならば人工関節でしか歩行が難しくなってしまうぐらいに膝関節の組織が壊れてしまうケースはあるからです。ですからここでは人工関節の良否を決めることは出来ません。ですが病院の先生に人工関節を勧められたならば一度全く異なった膝痛(変形性膝関節症)改善のアプローチをして頂くことを強くお勧めします。

 

人工関節をなるべく最後の手段にしてもらいたいのは、術後に元の状態には戻せないから

人工関節を最後の手段にして頂きたいのは人工関節をしてしまったらもとに戻すことはほぼ不可能だからです。ヘルニアの手術しかり、身体にメスを入れるという行為は慎重に慎重を重ねなくてはなりません。ですから膝が痛くなる、炎症を起こすメカニズムを正しく理解しその上で人工関節を選択するという決断をして頂きたいと強く思います。

 

昔と違って口コミ以外にもその他の施術方法を知る方法はいくらでもある

今は情報化社会です。何気ない疑問もすぐにインターネットで調べることができます。通っている病院の先生の言葉に疑問があれば即インターネットでその他の考え方を知ることができます。ですから先ずは情報収集に徹し自分自身が全く後悔のないレベルまで調べ上げ決断して頂きたいと思います。当院では一般の病院とは全く異なった理論で膝痛を捉え、膝に一切の負担を強いることなく身体のバランス是正から膝痛改善を図ります。

まとめ

変形性関節症と人工関節、関節症のメカニズムを分かっていなければこの二つの関係は非常に密接です。最終的人工関節を入れなければ炎症を止めることはできないからです。ですが変形性関節症のメカニズムを理解してしまえば人工関節は無用の長物です。出来れば関節症初期の時期にメカニズムを理解できてしまえば人工関節など全く無縁でいれます、ところが何も知識をつけず中期、末期へと進行すれば手術への流れは避けれなくなっていきます。当院では変形性膝関節症を筋肉の異常が作り出した症状であると考えます。筋肉の異常とは筋肉の異常硬直、異常癒着、異常な痩せ細りです。これらの異常が異常を呼び最終的に膝関節の歪みを引き起こします。この歪みが関節内の軟骨や半月板のダメージを引き起こすわけです。この筋肉異常を施術で徐々に徐々に解消していくことで膝関節の形状が整うまで施術していきます。膝関節の形状が整うことで関節内の軟骨や半月板の磨耗を防ぐことができ痛みを取り除きます。

最後に

[「人工関節」を選択する前に考えて頂きたいこと]というテーマで今回はブログを製作しました。人工関節を選択する前に考える?何を考えるのか?それは日本医療の変形性膝関節症に対する捉え方と、日本以外の先進国の変形性膝関節症に対する捉え方の違いです。日本ではまだまだ保存療法を行う医院が存在しますが海外では運動療法が主流です。膝関節には触れずに身体の動きを改善することで自然と膝関節の問題を解決していきます。この事実を先ずは多くの方に受け入れて頂き真剣に膝痛と向きあってもらいたいと考えています。