「痩せないと膝の痛みが消えない?!」は本当か

「体重」が膝痛を深刻にするという事実は実際ある

体重過多が膝痛を深刻にするケースは多々あります。その場合体重を絞らなければ膝痛は改善しないのか?この場合はケースバイケースです。施術で身体の歪みを改善することで体重に関係なく膝痛が解消するケースもあれば歪みを改善しても体重が膝にガッツリのしかかり膝痛が消えないケースもあります。ただしどちらにしても膝痛は軽減します。いかに膝痛を軽減しても最後の完治に至らないケースは体重を減らさなくてはならない場合もあります。

肥満(ひまん、obesity)とは、一般的に、正常な状態に比べて体重が多い状況、あるいは体脂肪が過剰に蓄積した状況を言う。体重や体脂肪の増加に伴った症状の有無は問わない。体質性のものと症候性のものに分類できるが、後者を特に肥満症と呼ぶこともある。対義語は、羸痩(るいそう)である。主にヒトを含めた哺乳類で使われることが多い。以下ではヒトにおける肥満について論じる。ヒト以外の肥満については、ペットの肥満英語版などを参照のこと。中年太り(ちゅうねんぶとり)は肥満の1種である。

関取、お相撲さんは「体重」が大きくても「歪み」をなくして膝の痛みとは無縁でいる

忘れてはいけないのは関取やお相撲さんが全員膝痛であるということはありえないということです。ですから体重過多=膝痛は成り立ちません。体重が増えても身体のバランスが正しければ膝痛にはならないのです。ですから身体のバランスを正しくすれば基本的には膝痛は解消します。ですが一度損傷した膝関節は体重過多に対し如実に影響を受けます。その結果膝痛解消にタイムラグが生まれます。

「体重を減らすには運動しなくては」、「運動すると膝痛に」の負のスパイラルに

ここで大きな問題が生まれます。体重を落とすためにウォーキングなど運動をしますと必ずまた膝痛を再発します。ですが体重を減らさなくては膝痛を解消できない、、、この二つの事実にはさまれ身動きが取れなくなってしまうのです。解消方法はたった一つ、膝に一切負担をかけないで寝ながらストレッチを繰り返し身体をスリムにしてしまうということです。この際体重が一気に減らなくても全く問題ありません。身体はストレッチをするだけで歪みが解消されていきますからどっちにしても膝痛の再発を防ぐことができます。当院では体重を減らさなくてはならない方には専門の膝痛改善ストレッチをお伝えしています。

まとめ

体重と変形性膝関節症は確実に関係があります。病院で変形性膝関節症と診断された場合肥満改善は必ず言われる事項の一つです。ですがこれを運動で解消しようとしますと逆に膝を痛めてしまい大変なことに、多くの方は途方に暮れるのです。食事制限をしても一向に痩せる気がしない、むしろ食べないことでストレスが溜まりストレス太りに。ダイエットは特に女性にとっては非常に厳しいミッションです。当院では変形性膝関節症と肥満の関係は認めながらも肥満を変えずして痛みのレベルを下げていきます。肥満であろうとなかろうと筋肉の異常を解消していきますと膝痛は軽減していきます。施術のみでどこまで膝痛を改善できるかをしっかりと試し確実に結果が出たら体重軽減のアドバイスもさせて頂きます。体重だけで変形性膝関節症になることはなくあるレベルまでは確実に痛みを落としていけます。もしもその上でまだ痛みが消えない場合は肥満に原因があると定めそこを解決します。

最後に

[「痩せないと膝の痛みが消えない?!」は本当か]というテーマで今回はブログを製作いたしました。痩せないと膝の痛みは消えないというのはある意味事実です、というのも体重は全て膝に乗っかるので筋バランスが崩れた状態の膝に体重が乗れば影響が出ないわけがないのです。あくまで筋バランスが崩れた膝であることが条件です。筋バランスが崩れていなければいくら体重が乗っても実は膝は大丈夫です。その証拠に多くの一流アスリートは筋力が大きい平均体重は重くその重さは全て膝に乗っています。にもかかわらず大丈夫なのは筋バランスが崩れていないからです。筋バランスが完璧ではない状態であれば体重は少ないに越したことはないのは事実です。