「膝が痛くて動けない?!」先ずはどうするか

「急性症」の対応は全て同じ、先ずは安静に

膝が急に痛くなって立てなくなってしまった、そんな時はどうするか?急性腰痛症、急性頚椎症などとこれは全て同じ、先ずは安静にすることです。急激な膝痛はこれは怪我です。怪我は安静にしなくては治りませんから先ずは安静にするのです。

安静にしても治らない膝痛は「構造的歪み」からきている

慢性腰痛、慢性肩コリ、慢性膝痛これら慢性的な症状は身体の歪みや筋力不足から発生していますから安静にしていても治らない膝痛は構造的歪みを解消して治します。膝自体をどんなにマッサージしても湿布を貼っても、何時間温泉に浸かってもこれは治りません。

身体「外側」の無駄な緊張を取り去り「内側」の筋力不足を解消していく  

身体の歪みの構造は全て同じです。身体外側が筋緊張で筋肥大を起こし、内側は筋力不足で力が入らない状態に。中心軸が欠落し外側に軸が移行している状態で身体は歪みます。この歪みが慢性膝痛や慢性腰痛、慢性肩コリを引き起こします。外側の無駄な緊張を取り去り、中心で立てる身体を作り上げ各種症状を取り除きます。

まとめ

変形性膝関節症はジワジワ進んでいきますが痛みが出る際は突然出現する可能性はあります。膝関節は大変緻密でかつ高機能なので基本的には壊れません。あらゆる筋力が巧妙にバランスをとりながら膝関節が壊れないようになっています。ところがその閾値を越えてしまうと痛みが出始めます。当院では変形性膝関節症を筋肉の異常が作り出したと考えます。筋肉の異常が膝関節を変形させ関節内の軟骨が磨耗し痛みを引き起こしています。当院ではそのため筋肉の異常を一つ一つ解消することで膝関節の変形を解消、結果軟骨の磨耗を解放することで痛みをなくします。突然痛みが出現したら先ずは安静にすること、そしてしっかりと筋肉の異常を取り除くことで炎症を解消します。

最後に

変形性膝関節症は初期の時期にはかなり痛みが強くでます、これは痛み物質サイトカインが大量に分泌されるためです。ですから突然激しい膝痛に襲われても怖がる必要はありません。怖いのはその痛みに慣れてしまい症状が悪化してしまうことです。