オートバイ(自動二輪車)を使用すると膝痛(変形性膝関節症)になりやすいのは事実

「オートバイ」は確実に膝に負担がかかる

バイク乗りに膝痛持ちが多いのは事実です。オートバイは膝に風圧が最もかかるため膝が冷え血液循環を悪くし筋肉を固め膝痛を引き起こします。常にオートバイで移動する方、オートバイに乗ることが趣味の方は膝痛を気を付けなくてはなりません。バイク乗りが革ジャンや革のズボンを履いていたのは関節を守るためです。

冷やすと膝痛になりやすいのは「組織が硬直化」するから

バイクなどで膝を冷やすと膝痛になりやすいのは冷やせば組織は硬直するからです。冷やせば組織が硬直し、組織を歪め、膝関節に負担がかかり痛みが発生します。筋肉は硬直することで筋不足を作り出し脚の上下左右の筋肉が不均衡に。結果O脚、X脚、XO脚などになります。

同じ姿勢を取り続けるだけでも「組織は硬直」する

五分、十分ぐらいの運転であればまだ膝の負担は少ないですがこれが1時間ともなれば相当な負担を膝に強いることになります。座りっぱなし、立ちっぱなし、歩きっぱなし同じ動きをし続けるだけで本当は身体にとって負担が大きいわけです。冷たい風を膝に直接受けながらかつ同じ姿勢を維持し続けるオートバイの運転がいかに膝に負担になるかが分かります。

まとめ

バイク乗りは膝に思い切り風を受けていることは知っていると思います。バイクに乗っている間はひたすら風を膝に受けています。膝の部分の体温は急速に下がり筋肉が硬直します。これを延々と続けていきますと次第に膝関節が歪んでいきます。ゆがみが頂点に達しますと次は膝関節内の軟骨が磨耗し始めます。軟骨が擦れていくわけです、この段階から膝は痛みを発し始めるのです。こうして変形性膝関節症は症状を進行させていくわけです。当院では筋肉の異常を施術で一つ一つ解消していきます、膝関節周辺の筋肉だけでなく股関節、骨盤周辺の筋肉の異常(硬直、癒着、痩せ細り)を解消していくことで膝関節の形状が整うまで施術します。膝関節が整い関節内の軟骨の磨耗がなくなりますと痛みは消えます。バイクなどで硬直してしまった膝関節周辺の筋肉を中心に施術でリセットしていきます。

最後に

変形性膝関節症は筋肉の問題で起こります。バイクは長時間同じ姿勢で乗るので筋肉が固まりやすいという点と膝周辺に冷気を浴びるため膝関節周辺の筋肉が硬直しやすくなります。この二点の影響で膝痛になりやすくなります。バイクに乗る際には出来る限り多く休憩をとり膝関節周辺の筋肉の状態をリセットする必要があります。