冬は膝痛(変形性膝関節症)シーズン、寝ている時間ですらも膝は固まる

冬は寝ている時ですら同じ体勢を続けている

同じ姿勢、同じ体勢を続けるだけで身体は固まるという説明はこのブログでも再三お伝えしてきました。本来は寝ている時間は身体をリセットするために身体は寝返りという形で動き続け身体を回復させます。ところが年を重ねたり、冬などで寒いというだけで寝ている時に同じ姿勢を続けるため身体が固まり朝起きたときに膝が痛いという状況になってしまうのです。

冬に膝が痛くなったならばただ身体が固まってしまっただけというシンプルな理由

冬に膝が痛くなったならばシンプルに寒さで身体が固くなり膝関節周辺の筋肉が硬直して膝を歪め痛みを発生させている可能性が高くあります。であれば膝関節周辺の筋肉を解し歪みを解消するだけで膝の痛みは軽減するはずです。

身体が固まり筋肉も痩せ細る

身体が固まり徐々に筋肉も痩せ細っていきますと膝痛は本格化してきます。膝関節を支持する筋肉が痩せ細りますと膝関節が磨耗し始めます。磨耗して壊れていきます。壊れていく過程が変形性膝関節症、半月板損傷、膝崩れなどです。

暖かい季節に膝痛になる方が厄介な可能性がある

春や夏など暖かい季節に膝痛になった場合は逆に厄介な可能性があります。膝周辺の筋肉の硬直ではなく身体全体のバランスが崩れその崩れが膝痛を引き起こしている可能性が高いからです。この場合ただ膝周辺の筋肉を解すだけでは膝痛は解決しません。身体全体からバランスを変えていかなくてはなりません。

まとめ

変形性膝関節症と季節には関係があります、変形性膝関節症は筋肉の異常に主な原因があります。筋肉の異常とは筋肉が過度に緊張したり、癒着したり、疲労が溜まったりしている状態です。冬は寒いので筋肉の硬直が進みやすくまた寒いことで動かさないという二つの要因で異常が進みます。筋肉が痩せ細り膝の歪みを支持できなくなりますとさらにゆがみが進行し関節内の軟骨組織や半月板が磨耗するというメカニズムです。当院では冬に硬直してしまった筋肉の異常を施術で解消していきます、硬直もしくは痩せ細ってしまた筋肉群に刺激を与え続けることで筋肉の動きを回復させ筋バランスを整えていきます。筋バランスが整った身体は膝関節の形状も正常に戻りますから関節軟骨や半月板の損傷も改善されていきます。

最後に

「冬は膝痛(変形性膝関節症)シーズン、寝ている時間ですらも膝は固まる」というテーマで今回はブログを製作しました。冬に膝痛が増すのは筋肉の状態と気温が関係がある証拠です。日本を除く先進国では膝痛は運動療法で改善させるわけですがそれは膝痛は筋肉の動きで治すのが世界の常識だからです。筋肉の動きを正しくすることで膝痛を解消していきます。冬に膝痛が増えるのは筋肉が硬直するからであり筋肉と膝痛の関係を証明する証拠になります。