膝痛(変形性膝関節症)改善に良いベッドはあるか?!

沈み込み過ぎて身動きが取れないベッドは避けるべき

膝痛を持つ方が避けるべきベッドはどのようなベッドでしょうか?!膝痛や腰痛になりやすいベッドは確かにあります。それは深く沈みすぎて身動きが取れにくいベッド、そして固すぎて身動きが取れないようなベッドです。共通点は寝返りが打ちにくいということです。寝返りが打てないようなベッドは身体が硬直しやすく膝の痛みを誘発します。

小さい子供は寝返りを打つ

小さい子供は寝るときに盛んに寝返りを打ちます、小さい子供が特別なのではなく寝返りを打つのが健康な身体の証明なのです。全く寝返りを打てない身体は血液が一方向に溜まり身体はその状態を不快に感じます。不快に感じればその状態を脱しようとするのは当然でそれができなくなったのが大人の身体です。

腰痛になりやすいベッドは膝にも悪影響

柔らかいベッドが良いというのは妄想です。柔らかすぎるベッドは身体が深く沈みこみ身動きが取れなくなるので腰痛にもなりやすいし膝痛にもなりやすくなります。どちらかといえば先ずは腰痛になり次いで膝痛などになりやすくなります。

煎餅布団は腰をダイレクトに固くし、膝痛の原因にもある

煎餅のように固いベッドもダイレクトに腰を固くし結果膝痛を引き起こしやすくなります。固すぎるベッドは寝ている際に筋肉を圧迫するので寝返りが打ちにくい高齢者にとっては危険なベッドです。ポイントは寝返りが打ちやすい具合の柔らかさにあります。

まとめ

腰痛に良いベッドはあっても変形性膝関節症に良いベッドというのはあまり語られることがありません。ですが私からすれば腰痛も膝痛も同じメカニズムで起きています。それは体の歪みです。特に膝の痛みは脚の歪みから生じています。変形性膝関節症とは膝関節の変形、歪みから関節軟骨が圧迫されて起きています。先ずは脚全体が歪み、それが膝関節にまで歪みになり、関節軟骨、半月板が圧迫されて摩耗し痛みに発展します。脚の歪みは筋肉の異常緊張が起こしますからこの緊張を助長するようなベッドはダメということです。当院では筋肉の異常を施術で解消していきます。筋肉の異常を解消し脚の歪みを是正、結果的に膝関節の歪み変形を解消します。関節軟骨は摩耗が無くなり痛みも軽減します。

最後に

[膝痛(変形性膝関節症)改善に良いベッドはあるか?!]というテーマで今回はブログを製作しました。日本を除く先進国では変形性膝関節症は筋肉の異常が作り出すと考えます。ですから今回のテーマであるベッドは筋肉と密接に関係しており重要な部分でもあります。ベッドは筋肉の疲れをとってくれる大変有効な道具であり、場合によっては姿勢を固めて身体を硬直させてしまうリスクもあります。重要なことは膝痛は筋肉の状態によって良くも悪くも変わるということ、その点が理解できますと応用が利きます。