膝の動きを活性化するだけの「リハビリ」は意味が無い

理学療法士や作業療法士の「リハビリ」を妄信してはいけない

手術後などに膝の動きを取り戻すためにリハビリをするケースはあると思いますが実際のところ理学療法士や作業療法士のリハビリに専念しても膝痛を再発する可能性があります。多くの場合リハビリでは膝の動きを直接回復するための運動を重視するわけですがこれはあくまで膝関節の回復が主眼です。膝痛の再発防止の動きではないことを肝に銘じてください。

理学療法士とは


理学療法士(りがくりょうほうし、英: physical therapist または physio therapist、略してPT)は、医療従事者(コ・メディカルスタッフ)の一員であり、作業療法士 (OT)、言語聴覚士 (ST)、視能訓練士 (ORT) とともに、リハビリテーション専門職と称されるうちの一つであり、国家資格である。

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作業療法士とは


作業療法士(さぎょうりょうほうし、英: occupational therapist、略称: OT)は、医療従事者の一員である。理学療法士(PT)、言語聴覚士(ST)、視能訓練士(ORT)と共に、リハビリテーション職と称されるもののうちの一つ。厚生労働大臣免許を受けて、「作業療法士」の名称を用いて、医師の指示の下に、「作業療法」を行うことを業とする者をいう。

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膝の動きを「スムーズ」にすることと膝痛再発とは一切関係がない

何度も説明しますが近視眼的に膝の動き回復を熱心に行ったところで間違った歩き方、間違った姿勢で生活すればまたすぐに膝痛 (変形性膝関節症) は回復します。それは膝痛と膝関節の動きにはあまり関係性がないからです。ところがリハビリでは膝関節のスムーズな動きにばかり主眼を置くのでまた術後何年かするとまた膝痛が再発するというケースがあとを断たないわけです。

  リハビリと膝痛再発について
リハビリはあくまで術後の機能回復がメインであり膝痛の再発防止が目的ではない
術後リハビリの内容をそのまま日課にすれば膝痛が再発しないわけではないから自分で研究しなければならない
全く使えていない筋肉を使えるようにする動きこそ膝痛再発防止になる。その場所は脚内側と脚裏側である

「間違った姿勢」にならないための運動を主眼にする

膝痛 (変形性膝関節症) が再発しないためには膝関節の動きではなく、身体全体の姿勢がおかしくならないような運動、ストレッチ、マッサージを主眼にしなくてはなりません。姿勢が日々良くなっていくが膝痛が再発するということはまず無いのです。これは年齢とは一切関係ありません。このブログでも何度も説明しましたが経年劣化と膝痛は関係が無く今現在膝関節に負担が重く乗っているか否かが重要になります。

まとめ

事故以外の膝痛、慢性膝痛、変形性膝関節症に至っては通常のリハビリ、可動域を広げるというものは意味がありません。交通事故やスポーツによる事故であれば現在のリハビリは有効です。ですが慢性膝痛、変形性膝関節症に関していえばただ動きをよくするというリハビリは残念ながら意味がありません。それは膝痛になった原因と関係がないからです。膝痛になった原因は脚の歪み、膝関節の歪みだからです。可動域ではありません。歪みが原因で膝関節の関節軟骨が圧迫されて磨耗して痛みが発生しています。当院では膝関節の根本原因である筋肉の異常を施術で解消していきます。それにより歪みが解消され関節軟骨の磨耗が軽減し痛みを除去できます。

当院の施術について 

膝の動きを活性化するリハビリだけでは変形性膝関節症が解消されないのは筋肉のバランスにアプローチできていないからです。筋肉のバランスには正しいバランスがあり変形性膝関節症の方はこの筋バランスが狂っています。脚の外側に大きく緊張があり内側には力が入っていません。このアンバランスを解消するのに当院では施術を用いて行っていきます。「揉む、たたく、捻る」の刺激を用いて一つ一つ筋肉の異常を解消していきます。内側の筋力不足に関しては外側の過度な緊張を取り除くことで正しく立てるようになり自然と力が入るようになっていきます。これによって膝関節の歪み変形が改善され痛みは解消します。

最後に

「膝の動きを活性化するだけのリハビリでは意味がない」というテーマで製作してきましたが逆に言えば「全身の動き」を活性化するリハビリであれば確実に膝痛に効果があります。ですからラジオ体操を真剣にやるだけで本来は膝痛解消になります、ですが膝が痛い状態でこれを行うと逆に膝を痛めてしまうため変形性膝関節症と診断されたならば膝に負担をかけない形で全身運動をするのがもっとも手っ取り早い改善方法です。