膝痛に対するヒアルロン酸関節注射の効果は2、3日しかもたない

世界的にみて遅れた対応、ヒアルロン酸関節注射

膝の痛み(変形性膝関節症)で病院を訪れた際に必ず行われる対処法がNSAIDsという内服液と、ヒアルロン酸関節注射の二種類です。これに水抜きを加えて膝痛の一時的解消を行います。ところがこの対処法は膝痛の原因が全く解消されていないので1、2週間で再び痛みが盛り返してきます。そしてまた通院するということを繰り返します。

ヒアルロン酸の注射は変形性関節症の治療法のひとつ[2]。追加して、21歳以上での、顔のシワや唇への注射がFDAによって承認されており、この使用法では若々しい外観の維持に使われている[1]。浸透圧保護剤などと組み合わせて、ドライアイに有効とされる[3]
また角結膜上皮障害の治療薬、白内障・角膜移植手術時における前房保持剤として利用するほか、過酸化水素水と混ぜ合わせたものをがん放射線治療増感剤として用いる。

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NSAIDsにしてもヒアルロン酸関節注射にしても効果は有限である

ポイントになるのはこの対処療法には効果に期限があるということです。つまりその場しのぎ療法であるということです。膝痛を引き起こす原因にアプローチできていないのです。ゆえに1、2週間で痛み出し再び病院に通う、病院も儲かるというメカニズムが延々と続きます。世界的には非常に遅れた対応を膝痛患者はされています。

それでも膝痛が現状維持ならまだまし、多くは徐々に悪くなっていく

この悪循環は実は膝痛を深刻にしていきます。なぜか?根本解決がなされずに膝痛が放置され膝関節の軟骨は負担を強いられ続けるからです。ではなぜこのような幼稚な対応がまかり通るかと言えばそれは病院はそのような対応をしないと維持できないからです。つまり根本解決を目指してしまったら病院の経営が維持できないのです。膝痛を抱えてしまった方は先ずはこの現状を把握し根本解決に切り替える必要があります。

まとめ

ヒアルロン酸注射とはいったい何でしょうか?ヒアルロン酸は関節軟骨の主要素ですから関節軟骨の再生産を促しこれは全く問題ありません。重要なことは関節軟骨がなぜ今磨耗しているか?ということです。磨耗は膝関節の歪みで起こっています。歪みによって起こる磨耗が回復のスピードを上回っているため磨耗粉が痛みを作り出すわけです。ですから関節軟骨の再生を積極的に促してもこれは根本解決にならないのです。その点を重々認識した上でヒアルロン酸注射を受けなくてはなりません。当院では変形性膝関節症を引き起こす主原因である筋肉にアプローチします。異常な筋肉バランスが膝関節を歪ませているわけですからこの筋バランスを施術で正常に戻していきます。筋バランスを正常に戻すことで脚、膝関節の歪みを解消し、圧迫された関節軟骨、半月板の磨耗を解消、関節液だけで修復するレベルにしていきます。

最後に

日本を除く先進国では変形性膝関節症は運動療法で治します。運動療法とは筋肉を動かして治す方法です。理学療法士が正しい運動を指導して膝の痛みを取り除いていきます。日本では理学療法士は術後のケアを行いますアメリカを始めとする先進国では理学療法士が治すための運動療法を行うのです。この現実をしっかりと受け止めて受身ではない姿勢で変形性膝関節症の治療に向き合ってもらえればと思います。