エヌセイド系の鎮痛剤が恐ろしいのは「膝の軟骨には神経がないから磨耗しても気付けなくなる」

関節軟骨に神経がないことの意味

変形性膝関節症においてエヌセイド系の投薬、塗り薬、座薬などを用いて一時的に痛みを緩和しますと恐ろしいことが起きます。磨耗している膝の関節軟骨や半月板の破片、磨耗粉が痛みを作り出しているわけですがこの痛みを神経ブロックで抑えることによって磨耗しても気付かない状態に陥ります。軟骨自体には神経がないのでどんなに削れても痛みを感じないのです。神経ブロックとは非常に恐ろしいものなのです。

自分の骨が削れても痛みを感じないのはとんでもないこと

例えば歯が虫歯で痛むのは歯の中の神経が痛みを発信するからです。腕を骨折したら痛むのはやはり骨に神経があるからです。ところが膝のクッションである関節軟骨、半月板には神経が通っていません。ゆえに関節的に痛みが発生するメカニズムによって関節軟骨や半月板は守られているのです。このメカニズムをエヌセイド系の鎮痛剤によって抑えたら軟骨が削れきるまで気付かないことになるのです。

塗り薬、湿布も全て鎮痛剤、神経ブロックである

神経はなぜ身体に張り巡らせどのうのな些細な傷や故障であっても過敏に反応するのでしょうか?それは身体が無自覚に壊れるのを防ぐため、ただこの一点に尽きます。蚊に指されただけで気付けるのは神経の賜物です。この神経を鈍感にする、麻痺させるメリットは何でしょうか?一切ありません、神経を鈍感にするメリットなどあるわけがないのです。ところがこの鎮痛剤は日常茶飯事に使われています。この恐ろしい現実に早く目を覚まさなくてはなりません。放射能探知機が鈍くなることは命の危機を意味します。それと同じです。