「大腿四頭筋に問題が起こる」と「膝に問題を抱える」のは構造を見れば明らか

変形性膝関節症は大腿四頭筋にかかっているを証明

大腿四頭筋は太腿前部に位置する筋肉ですがこの筋肉は膝関節を通り越して膝を包み込むように存在しています。その中に膝蓋骨や関節包が含まれています。ですので大腿四頭筋が過度に緊張していればそのまま膝関節を圧迫する仕組みになっているのです。このことからも分かるように膝関節の状態の良否は大腿四頭筋の状態に左右されます。

そこで先ずは大腿四頭筋の筋肉の状態をフラットに戻してみる

整形外科で変形性膝関節症の治療において大腿四頭筋の筋緊張を完璧に取り除くということはまずしないはずです。それは保険点数が小さいということとそれを出来る理学療法士がいないからです。現在の医学制度では現実的に不可能なのです。当院ではダイレクトにこの大腿四頭筋の筋緊張を取り除くことで確認します。多くの場合はその時点で問題の半分は解決します。

膝痛改善は西洋医学の盲点になってしまている

投薬処方や外科的手術に比べ運動療法が保険点数が低く病院の経営上難しいこと、さらに筋緊張を解すことで膝痛は解消するという概念が西洋医学には欠落しています。これはアメリカの進んだ運動療法においても同じです。ゆえに膝痛改善はこの日本において難しい症状になってしまっているのです。忌々しき問題です。

大腿部四頭筋の硬直

による弊害の流れ

改善方法

1.裏側の筋肉(ハムスト)が

機能せず筋肉が弱る

大腿四頭筋の異常を

リセット

2.膝関節を支える筋力の低下 ハムストが使える身体に
3.膝関節の圧迫が始まる 膝関節の圧迫が弱まる
4.膝関節の磨耗が始まる 膝関節の磨耗が減少する
5.膝関節の痛みが始まる 痛みが軽減する

まとめ 

大腿四頭筋の構造は膝蓋骨を覆っていますから構造的にこの筋肉の異常と変形性膝関節症が密接に関係があることは容易に予想がつきます。大腿四頭筋の異常はそのまま膝関節を圧迫し関節内の軟骨や半月板も圧迫を受けます。それにより磨耗が進み最終的には痛みを引き起こします。当院ではこの大腿四頭筋の異常緊張を施術で取り除き正常な柔軟性を取り戻します。それにより膝関節の変形、歪み、関節内の軟骨、半月板の磨耗を抑えていきます。結果痛みも解消していきます。

最後に

「大腿四頭筋に問題が起こると膝に問題を抱えるのは構造を見れば明らか」というテーマで今回はブログを製作しました。膝に痛みを持つ方、変形性膝関節症と診断されてしまった方の多くは太腿前の筋肉に異常がありそこに原因があることはなんとなく分かっています、それはその筋肉が異常に緊張しているからです。ですがなかなかどうしてその筋肉を柔らかくする方法を知りません。筋肉を柔らかくする方法は「揉む、叩く、捻る」のどれかであり諦めずにこれらの刺激を試し続けるほかありません。