「脊柱管狭窄症」による膝の痛みとは?

「脊柱管狭窄症」とひざの痛み、痺れの関係について

脊柱管狭窄症と膝の痛み、しびれは関係します。脊柱管狭窄症は脊柱のクッションである椎間板が磨耗し背骨自体がずれ始め脊柱管が狭くなり神経を圧迫、神経の痺れが下半身にまで違和感となって症状化していきます。このしびれが膝にまで到達することがありこれは通常の膝痛とは異なります。

 

腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)は、脊椎にある脊柱管(せきちゅうかん)という神経を囲んでいる管が狭窄する整形外科疾患。
通常、加齢に伴って発生する脊髄変性症で広く見られる症状であるが、ときには脊椎椎間板ヘルニア骨粗しょう症腫瘍によって引き起こされる場合もある。

wikipedia

脊柱は「体幹が欠落する」ことで脊柱が「支えられなくなり」歪み磨耗し症状化していく

高齢者にこの脊柱管狭窄症が多いのは身体が歪みさらに体幹も欠落し脊柱を自身の筋肉で支えきれなくなることで起こります。ですからそこを理解できていない高齢者の方はジプシーになっていきます。筋肉の衰えが原因ですから衰えを改善する以外に方法はありません、これを薬で治そうというのは無理があります。

「マッケンジー体操」は非常に有効

体幹が欠落しておこるこの脊柱管狭窄症は体幹を再形成するほか解決方法はありません。そうなりますと有効なエクササイズ体操がマッケンジー体操です。マッケンジー体操は体幹を安全に鍛えることができる大変有効なエクササイズです。お腹の筋肉を極限まで伸ばし体幹を鍛えていきます。徐々に徐々に体幹が鍛えられていくことで背骨を保持する筋肉が再形成されて脊柱管狭窄症が改善されていきます。


1956年にマッケンジーが理学療法士として受け持ったある腰痛患者の言動がきっかけで、マッケンジー法は誕生した。「腰痛を訴える患者にマッケンジーは3週間の治療を試みたが改善せず、患者は腰を後ろに曲げられなかった。ある日、ベッド角度調整の不注意から、その腰痛患者は最もダメージを受けるだろう背中を後ろにのけ反らせたうつ伏せの姿勢のまま、5分近く私の診察を待っていた。ところがその患者は、おかげで調子が過去最高に良くなり、腰から下の痛みが無くなったと言う。腰の動く範囲も著しく改善していた。次の治療でも彼に数分間同じ姿勢を取らせたところ、彼の腰痛はほぼ完治するまでに改善した。[1]
この体験を元に、マッケンジーは機械的な診断も重視しながら、患者にとって良い反応が見られる運動施術を集中的に行い、悪い反応を示すものは基本的に取りやめる、というシステムを考案した。患者の訴える痛みは症状も原因もさまざまであろうから、対応療法も各患者の反応をダイレクトに取り入れて、良い反応が見られるものを中心に行うべきである、というのがマッケンジー法の方針である。
具体的には、評価分類マネージメント予防という4つのステップで行われる[2]。中でも問診および反復運動検査を基にした、患者の評価と分類のステップが重視される。その後は、患者にとって良い反応が示される処置を重点的に行い、患者自らが痛みの緩和なり再発防止ができるよう予防エクササイズを提示する(予防による患者主体の自己管理もマッケンジー法の特徴の一つである)。確固たる原則基準に基づき、初回の検査から再発の予防対策に至るまでを含んだ、包括的な健康回復・維持のシステムであり、世界中で広く活用されている健康回復のための自己管理方法とされている[2]
マッケンジー法を正しく促進、啓蒙する組織として、ニュージーランド政府に登録されている国際マッケンジー協会があり、世界28か国に支部を持つ。同協会の講習と修了試験を経なければ、マッケンジー法の認定セラピストにはなれない。国内では、埼玉県富士見市に国際マッケンジー協会日本支部が置かれている。

wikipedia