「ロコモティブシンドローム」とは?
年齢を重ね「立つ」「歩く」などの基本的運動ができなくなってくることをロコモティブシンドロームと言います。認知症は脳、メタボリックシンドロームは内臓、ロコモティブシンドロームは運動器官の衰えです。年齢を重ねたからしょうがないと諦めてしまったらそこで終わり症状は一気に加速します。
名称 | ロコモティブシンドローム | 認知症 | メタボリックシンドローム |
部位別衰え | 運動器官の衰え | 脳の衰え | 内臓の衰え |
wikipedia
ロコモティブ症候群(ロコモティブしょうこうぐん、locomotive syndrome)とは、運動器[1]の障害や、衰え(関節可動域の制限やサルコペニア等の筋力低下など加齢や生活習慣が原因といわれる[2])によって、歩行困難など要介護になるリスクが高まる状態のこと[3]。一言で言えば、運動器機能不全のことである。日本整形外科学会が2007年(平成19年)に提唱した呼称(和製英語とされる[4])で、予防啓発を行っている[5]。本の執筆者、健康関連雑誌の編集方針、医療関係者などの判断によってロコモ、ロコモティブシンドローム、ロコモーティブシンドローム、ロコモーティブ症候群、運動器症候群などと書かれたり呼ばれたりしている。
「ロコモティブシンドローム」の一環として膝痛がある
ロコモティブシンドロームが進行していきますとその一環で膝が痛い、変形性膝関節症になっていく方がでてきます。それは当然の流れ、膝は複雑に作られていますから筋力が衰え関節機能が衰えれば痛みが発生しやすい関節です。これを薬や湿布、サポーターで完治すると考えることから不幸が始まります、一切治らない死のスパイラルがはじまります。
ロコモティブシンドローム | 膝を支える筋肉の衰え | 腰椎を支ええる筋肉の衰え | 首椎を支える筋肉の衰え |
部位別名称 | 変形性膝関節症 | 椎間板ヘルニア | 首椎ヘルニア |
変形性膝関節症(へんけいせい しつかんせつしょう、へんけいせい ひざかんせつしょう、英: osteoarthritis)は、筋力低下、加齢、肥満などのきっかけにより膝関節の機能が低下して、膝軟骨や半月板のかみ合わせが緩んだり変形や断裂を起こし、多くが炎症による関節液の過剰滞留があり、痛みを伴う病気である。
膝関節のクッションの役目を果たす膝軟骨や半月板が長期間に少しずつすり減り変形することで起こるもの(一次性)と、関節リウマチや膝のケガなどの他の原因によって引き起こされるもの(二次性)の2種類がある。
筋肉、筋力、軟骨、関節液、血流、気の流れ全てがかかわる
膝痛がロコモティブシンドロームの一環として起こるならば解決方法はロコモティブシンドロームを解決することです。ロコモティブシンドロームとは筋肉、筋力、軟骨、関節液など身体を動かす機能の複合的低下です。これが決定打というのはありません。ですからそれら全ての機能を複合的に上げることだけがロコモティブシンドローム、強いては膝痛、変形性膝関節症を改善ことになるのです。
気の流れ
東洋医学では気の流れは存在すると考えます。その証拠に針、お灸などは気の流れの要所に処方します。気の流れの要所とは気が滞留しやすい場所です。当院でも気の流れを良くすることで膝痛の改善を図ります。
まとめ
「ロコモティブシンドロームといかに向き合い膝痛(変形性膝関節症)を改善するか」というテーマでブログを製作しました。筋肉は何もしなければ確実に衰退していきます。野生動物の寿命を考えると人間が長生きできるのは自ら身体の衰えを防ぐことができるからでありそれをしない限り年々衰えるのは当たり前の話です。ロコモティブシンドロームという横文字で聞くと難しい話に聞こえてしまいますが要は寿命が近づくにつれて筋肉が衰えるのは当たり前の話です。一方筋肉は年齢関係なく鍛えれば再強化されます。ですからロコモティブシンドロームと無縁でいることは可能です。