「肌の老化」と「膝関節」の関係

「肌の保湿成分」=「関節液」=「ヒアルロン酸」

肌の保湿成分と関節液を構成する物質は同じです、ヒアルロン酸と呼ばれる液体でこの分泌量と肌の状態、関節の状態は比例します。ですから肌が乾燥しやすくなってきたら関節痛のリスクが高まってきていることを自覚しなくてなりません。肌の乾きは=関節の乾きです。

関節液とは「関節軟骨」の状態を健全に保つための液体

関節液=ヒアルロン酸とは関節軟骨を修復してくれる液体です、そしてこれは肌の修復液です。両者の分泌量はほぼ比例するため肌の保湿の観点からすれば60代は20代の2割から3割しか保湿液が少ないことから膝関節を守る関節液も60代では2割から3割に落ちていることが分かります。

「身体の健康」=「肌の改善」=「膝関節の改善」

肌を良くするために外から保湿液、ヒアルロン酸を大量投入しても短期的には効果があっても長期的には意味が無いように外からこれを補うという考え方は危険です。そうではなくしっかりとヒアルロン酸を作り出せる身体を維持しようとすることが大切です。適度な運動、適度な食事、適度なストレスなど身体を根本的に健康にしていくことこそがお肌や膝関節を長期間健康に保てる秘訣になります。

ヒアルロン酸の役割
肌の修復機能
関節の修復機能
20代をピークにこのヒアルロン酸の分泌量は低下し始める