「靴の踵の内側が減る場合」は膝痛に要注意

踵外側が減るのは問題ない、問題は内側が減る人

足の踵の外側が削れる場合は問題ないのですが、内側の踵が削れる場合は要注意です。足の筋力が落ちていきますと足首を支える筋肉が落ちてしまい足首の内側が曲がってしまいます。それによって踵の内側が削れることになります。これが起きる場合足を支える筋力が落ちている証拠ですから当然膝関節を支える筋力、内側広筋も落ちてきている可能性があります。ということで踵の靴内側が削れる方は注意が必要になります。

膝痛になる踵の削れ方 膝痛にならない踵の削れ方
内側が削れる 外側が削れる

当院では足首の動きを正しく是正し先ずは動きを回復しながらも根本的に動きを変えて解消する

踵の内側が削れてしまう方を施術する際は先ずは足首外側の癒着、硬直を解消しながらもさらに太腿外側、股関節外側、骨盤外側の筋肉の異常を解消していきます。ポイントは使えていない内側、潰れてしまった内側を再強化するためには先ずは外側の無駄な緊張を解消しなくてはならないということです。内側を機能させるためには外側の問題を無くすというのがポイントになります。これをしないでただ欠落した内側を回復させようとしますと失敗します。

踵の内側が削れなくなれば、膝痛も改善すると自覚する

極端な言い方をすれば靴の内側踵が削れなくなれば膝痛も改善すると思って頂いていいかと思います。要は内側の筋肉が機能しているか否かの一つの判断になるということです。内側の筋肉が機能しない場合、膝や足関節にかかる体重の何倍もの負荷で関節が潰れてしまいます。それほどまでに内側の筋肉が機能しないというのは膝関節、足関節にとって危険な状態なのです。

踵の内側が削れる人の特徴
大腿骨が内旋している
大腿部、下腿部の外側が張る
膝関節に負担がかかっている