日本舞踊のような振る舞いは実は膝痛リスクが高い

日本舞踊を行っている方に膝痛患者が多い理由

日本舞踊を行っている方に膝痛患者が多いのには理由があります。中腰の姿勢、身体を腰で落とす姿勢を日本舞踊の方はしますがあの姿勢は実はかなり膝への負担が強くなります。一時的にあの姿勢をするならばそれでいいのですが実際は稽古中などかなりの長時間をあの中腰の姿勢で過ごします。すると太腿前の筋肉(大腿四頭筋)が凝り固まり、緊張、癒着し身体を歪ませ始めます。重心は前重心になり常に膝に負担がかかるようになります。さらに足の裏側や内側が使えなくなることで膝関節を支える筋肉が衰え膝痛になっていきます。私が見る限り日本舞踊のような踊りをされている方の多くは膝痛患者か膝痛予備軍です。

日本舞踊が膝痛になりやすい理由
中腰の姿勢が太腿前の筋肉、股関節を固める⇩
膝関節に無駄な負荷がかかる⇩
レッスンなどをすればするほど硬直していく⇩
さらに膝関節に負荷がかかる

なぜ長い歴史の中で膝痛や腰痛にならないためのメンテナンス指導がされていないのか?

日本舞踊、太極拳や古武道などを行う方々には膝痛や腰痛持病者がかなり多いにも関わらずなぜそれを回避するためのメンテナンス指導がされていないのか?残念ながら身体を鍛えているという過信がメンテナンスの意識を下げているというのが私の印象です。日本舞踊の先生や古武道の先生が膝痛になって来院され診断しますとお腹に力を入れる、丹田に力を入れること以外の意識が低いことが伺えます。筋肉は使ったら凝り固まりますから中腰の姿勢を続ければそれを支える筋肉は硬直し身体を歪ませるのです。

当院では悪い姿勢を作り出す筋肉の全てを施術で解消していく

当院では日本舞踊や古武道、太極拳など中腰の姿勢をとり続けて膝痛になってしまった方々の筋肉の硬直、癒着を施術で取り除き膝痛を解消していきます。主に太腿前(大腿四頭筋)から始まり股関節周辺の異常部位を施術で解消することで正しく立てる姿勢に戻し抗重力筋を再機能させて膝痛を緩和していきます。