水は抜いても癖にはならない
水を抜くというのは関節液を抜いていることなのですが関節液は膝の関節軟骨、半月板の損傷回復のために分泌されます。磨耗粉が飛び散っていたり、半月板が損傷していたりして何かしらのダメージがある場合に限り関節液が分泌されて水が溜まった状態になります。この関節液を外から注射で抜けばまた身体は関節液を作り出して修復作業をするだけのことです。これを多くの方は水が再び溜まった、癖になってきていると誤解します。身体は修復する必要がある場合に限り関節液を分泌します。癖で分泌することは一切ありません。
膝の関節軟骨にダメージがある限り関節液が溜まり続ける
「水を抜くと水が溜まるのが癖になる」というのは嘘です。関節液は膝関節にダメージがある限り溜まり続ける、分泌され続けます。逆に言えば膝関節のダメージさえなければ即分泌は止まります、そして関節液は再び体内に吸収されるのです。水を抜く抜かないは実は膝関節にとっては何の意味もないことです。ですから水を抜く行為自体はその場しのぎの対処療法と言わざるをえません。
当院では水を抜くのではなく膝関節のダメージを取り除き水を身体に再吸収させる
当院では施術を通じて膝関節の磨耗、過剰負荷を解消していきます。SHMの動きを回復させるために、大腿骨と下腿骨の動きを変え体重が直接膝関節にかかることを解消します。下腿の回旋運動を円滑にすることで膝関節への過負荷を回避させ痛みを取り除きます。膝関節の関節軟骨や半月板の磨耗が解消されれば関節液の分泌は無くなり自然と体内に吸収されていきます。
(水)関節液の特徴 | |
1 | 関節軟骨の修復のために分泌される |
2 | 修復が終われば体内に再吸収される |
3 | 水が溜まることで関節の動きが制限されるがそれは磨耗する関節にとって本来は素晴らしいこと |