膝痛には湿布よりも固定保持が有効なのは事実
股関節の硬直により股関節の機能が衰えその代わりに膝関節が過剰に働きすぎて膝痛になるメカニズムを考慮すれば膝関節を固定してあげる固定保持は膝痛に有効なのは事実です。ところがこの固定保持には問題があり固定保持を筋力ではなく包帯やサポーターに頼ることで固定保持するための筋力が衰えてしまうというデメリットがあります。ですから短期的には固定保持は賛成ですが長期的にはこれをお勧めできません。この固定保持を強く勧める医師や施術家がいますかが私は100%の賛成はできません。あくまで応急処置として施し長期的には根本改善をしなくてはならないと思っています。
膝関節の固定保持が膝痛の根本解決にならない理由 | |
1 | 股関節の硬直が膝痛を起こしているため膝関節の固定保持は一時的にしか意味がない |
2 | 膝関節の固定保持は確実に効果はあるが固定保持をやめれば再び膝痛になる |
3 | 固定保持することで動きを制限できるがその分歩き難くなるためそれを永遠にはできない |
根本改善は膝関節を保持することではなく、股関節の動きを回復すること
膝痛の根本改善は膝関節を保持することではなく股関節の動きを回復させることにあります。動きを失った股関節は脚の上下左右開閉回旋の動作が制限されてしまいます。その制限された動きを膝関節が補うわけですがその補う動きで膝関節は本来の閾値を越えてしまうと膝関節の関節軟骨や半月板が磨耗し始め痛みが発生します。この際に膝関節を固定保持すれば確実に痛みは軽減しませんがこれが対処療法であることは原因を考えれば明らかです。
当院では膝関節を固定保持することなくその場で股関節の動きを回復し膝痛を改善する
当院では膝関節の固定保持をすることなく股関節をその場で改善していきます。股関節の可動域を回復させることで確実に膝関節の負担は軽減していきます。股関節の動きが100%回復しますと膝関節の過度な負荷も100%改善されます。膝関節の痛みは股関節の機能不全と捉え確実し膝痛を解消していきます。