座っていて立ち上がる時に膝が痛くなる理由

座っているときに「股関節」は固まる

座っているとき身体では何が起きているのか?座っているときは上半身の体重が全て股関節の上に乗っかる状態になります。上半身の体重が股関節に乗っかるため股関節は固まっていきます。するとどうなるか?股関節の動きは制限され固くなっていきます。股関節という様々な動きができる関節の動きが少しずつ制限されていきます。この制限を補うのが膝関節であったり腰椎であったり、仙腸関節です。こうして各関節が可動オーバーになり次第に壊れていきます。

立ち上がる際に「膝関節」が上下左右に引っ張られ壊れる

立ち上がって動こうとする際に体幹、股関節からモーションが起これば身体は自然と起動しますが、体幹や股関節という大きな身体の歯車が固定されて動かないと膝関節をフル稼働で稼動させなくてはならなくなり大きな負荷がかかります。結果膝関節がガクッと横揺れしたり、抜けるような状態に陥るのです。これが腰椎に起こればギックリ腰になります。

筋肉質の方や体重過多の方は特に注意

筋肉質の方、体重過多の方は特に注意が必要です。上半身の筋肉と体重が股関節の上に乗っかかり股関節が固くなりやすくなります。身体の中のもっとも大きな関節が上半身の重みで動きにくくなっていきます。そして立ち上がる際に自身が思ったように股関節が動かないことで膝関節に一気に負荷がかかり壊れていくのです。当院では座りっぱなしで固まってしまった股関節に施術で動きを付けていきます。臀部筋群、股関節外側の筋肉群の筋緊張、癒着、硬直を施術で取り除き膝関節の負荷を解消、結果膝痛を緩和します。

座った状態から立つときに膝に何が起きるか
股関節の硬直が始まる↓↓
動き出しで股関節から動くつもりが固まって動かない↓
結果膝関節に突発的な負荷がかかり痛みが生まれる