「股関節」が固まった状態で各種手術をするリスク

「股関節」が固まったままでは手術で変形性膝関節症を改善してもリスクは残る

変形性膝関節症が悪化し、中期、末期に進んでいきますとO脚が極度に進行し、半月板が損傷し、膝がガクッと力が抜けるような状態に陥るなど症状が進行します。すると多くの場合は手術を医師が勧めるようになります。それは西洋医学では自然なことでありそこを否定するつもりはありません。ですが根本原因である股関節の硬直を改善しなければ膝関節の負担自体が減るわけではないので手術をしてもそこに一切の変化はありません。ということでまた何かしらの症状が再発する可能性はあるのです。

「股関節」が完全に機能したときにはたして手術が必要か否かがはっきりとわかる

私は手術をするべきか否かを判断する前に股関節をしっかりと動く状態に導きその時の膝の状態で手術をするかどうかを判断したほうがいいと考えています。股関節が機能しなくなりそれを補うように膝関節が可動オーバーを起こし膝関節が壊れると考えると、股関節を変えてみなくては膝の状態がどうなるか判らないからです。膝関節が今現在どのような状態であろうと股関節の動きを良くすることは可能ですからそこをしてから判断するのが賢明であると思います。

当院では手術が必要とされている変形性膝関節症の方も「股関節」を変えることで様子をみる

当院では膝関節を触ることは一切しません。膝関節が今現在どのような状態であろうと股関節の動きを回復させていきます。股関節の動きの悪さ=膝関節の負担増と考えていますから膝がいかなる状態であろうと股関節の状態を先ずは改善し膝関節の変化を期待します。もしも股関節の状態を変えることで、動きを回復することで膝関節の痛みが軽減することがあれば股関節の動きを100%の状態に施術で導くことで膝関節の状態が100%回復する可能性は大いにあります。

股関節が固まった状態での手術のリスク
手術が成功しても膝関節の負荷は全く変わらない
手術が成功しても股関節は益々固まり続け、膝関節の負荷はむしろ強まっていく
手術が成功することで根本原因の解消に目が行かなくなる