「股関節外旋の動き」を取り戻して膝痛を改善する

股関節を外側に回旋する動きを担う筋肉の硬直を解消する

股関節を外旋する動きに関わる筋肉は、大腿筋膜張筋、中殿筋、小殿筋です。この筋肉の動きが硬化しますと足の指を外に向ける動きができにくくなります。そしてこの動きこそ、SHMという下腿骨を大腿骨の直線状から外に回旋する動きで膝関節の負担を緩和する動きのことです。この膝関節の動きを緩和する動きが先ほどの筋肉の硬化でできなくなってしまうわけです。結果膝関節の負担は増え耐えきれなくなって膝痛を発症させます。

当院では大腿筋膜張筋、中殿筋、小殿筋の3つの筋肉を施術でリセットし股間節の外旋の動きを回復する

当院では以上3つの筋肉の硬直を解消することで股関節の外旋の動きを回復させます。股関節の外旋の動きが硬直すればそのままSHMの動きのレベルが落ちそれは膝関節負担増を意味します。ただし気を付けなくてはならないのはこの大腿筋膜張筋は一度硬直しますとそれを解消するのに強い痛みを覚えます。薄い筋膜のような筋肉なので施術時にこの筋肉を緩めるのは細心の注意が必要になるのです。

大腿筋膜張筋はスポーツ選手が頻繁に肉離れを起こす部位

100メートルの短距離走でオリンピックなどの試合でさえもよく途中で脚を押さえて棄権する選手がいるわけですがそれを引き起こす筋肉こそこの大腿筋膜張筋です。広範囲に位置し筋肉も薄くかつ多くの方がワイヤーのように張ってしまっている状態になっています。結果股関節の外旋が上手くいかなくなり膝関節に負担が増えます。ということで当院ではこの筋肉を細心の注意を払いながら施術時に筋緊張を緩和していきます。多くの場合この筋肉の正常化に比例して膝痛は緩和されていきます。

股関節を外旋させる筋肉 内旋させる筋肉
中臀筋 恥骨筋
小臀筋 薄筋
大腿筋膜張筋 半腱様筋