「股関節」は「人体最大の歯車」であり「人体最大のクッション」であるという二つの役割が問題をややこしくする

膝痛改善に「股関節」が再重要であることは間違いないとして、「股関節」の多岐に渡る役割が問題を難しくする

股関節は人体最大の歯車であり人体最大のエンジンであり、人体最大のクッションです。座る際にお尻を使わない人はいません。一日のほとんどの時間を人間は座って過ごしています、デスクワークの方などは1日8時間以上座り続けています。この際に股関節の上に身体を乗せるわけですがその時間ひたすら股関節は硬直し続けていきます。人体でもっと大きな歯車を長時間クッションとして使い続けるとどうなるか?歯車としての機能、エンジンとしての機能は必然的に低下していきます。

股関節エンジンとしての役割 股関節クッションとしての役割
人体最大の歯車 座る際に上半身が全て乗っかる座布団としての役割
体幹の筋肉を機動させる関節 骨盤という大きな骨を保護する役割
開閉上下回旋の各動きを担う

当院では「股関節」の動きを取り戻すことで「クッション性」を高めながら「機動性」を高めていく

当院では股関節の動きを施術で回復させてクッション性を高めながらも機動性を同時進行で高めていきます。筋肉が柔らかくなるということはクッション性と機動性が同時に高まっていくことを意味します。それによってこれまで股関節の代わりにフル稼働してきた膝関節の負担が軽減されていき膝痛は改善します。

「座りっぱなし」の状態が苦痛にならなくてはならない

小さな子供が座りっぱなしの状態を嫌がるのは股関節が健康だからです。柔軟で敏感な股関節は座りっぱなしを嫌います。大人になるとお尻、股関節が鈍感になっていき8時間以上座っていられるようになってしまうのです。先ずは股関節の感度を高めていき座りっぱなしの状態を苦痛と感じられる身体にすることが大切です。