膝痛改善のために股関節の動きを良くする際になぜ「内側」ではなく「外側」を操作するのか?

股関節内側ではなく外側からアプローチするには理由がある

基本、体は内側ではなく外側が固まります。インナーマッスルが機能しない身体の多くは表層が固まっており、内側ではなく外側が固まっていきます。身体を中心と外側で考えると、股関節も内側ではなく外側が固まっておりここを施術で弛緩させると内側が機能し始めます。ということで施術の基本は外側を変えていくことになります。そしてそれを継続していきますとインナーマッスルが機能する身体になって中から無理なく動く身体になるのです。股関節をしっかりと機能させるには外側ではなく内側が機能する状態にすることが重要になります。股関節が内側からダイナミックに動くようになりますと膝関節の負担は軽減していきます。中心(股関節)が動く身体は末端(膝)の負担はありません。中心(股関節)が動かない体は末端(膝)に負荷がかかりいずれ壊れます。

股関節外側 股関節内側
強張っている 使えていない
筋張っている 脂肪がセルライト化している
可動域がない 上手く使えていない

当院の膝痛改善は股関節至上主義

当院の膝痛改善はということで股関節至上主義になります。中心(股関節)がしっかり動く身体は末端(膝)が壊れない、中心(股関節)が動かない体は末端(膝)が壊れる、中心(股関節)が動かず、末端(膝)が壊れた身体はいずれ中心(股関節)も壊れます。ということで当院では股関節の動きを完璧にするために股関節外側、骨盤外側、臀部外側を徹底的に正常な状態に変えていきます。

高校生や中学生などの成長期の若者に限ってはこの理論が通用しないこともある

高校生や中学生など若い時期に起こる膝痛に関してはこの股関節理論が完璧には通用しないケースもあります。身体に触れてみると股関節が柔らかいケースもあるということです。この場合は多くの場合大腿四頭筋(太腿前)の筋肉が異常硬直し膝関節のバランスを壊しているケースが多く施術のポイントが変わってきます。ですが大きく考えれば体の外側、前面が硬直して膝痛になることには変わりはなく理論通りに改善していきます。