膝痛において膝関節周辺の筋肉のみをアプローチするリスクについて

多くの整体接骨院の先生が間違えてしまうやり方

もしもあなたが膝に痛みを覚え近所の整体接骨院に行きますと大抵の場合は膝周辺の筋肉を解してくれるはずです。ちょうど肩コリの方が整体接骨院に行くと肩周辺の筋肉を丁寧に揉んでくれたり施術してくれるのと同じです。しかしこのごく当たり前の施術が膝痛改善にはむしろマイナスになってしまうリスクがあります、というのは股間節が動かないために膝関節が代わりにフル稼働して壊れてきているという理論からすると股間節にアプローチしないで膝関節周辺ばかりにアプローチすれば益々膝関節をフル稼働させてしまう結果に陥るリスクがあるからです。ですので膝関節周辺部位のみをマッサージしたり施術することはお勧めできません。事実多くの膝痛ジプシーの方はこのやり方で迷宮入りしています。

膝関節周辺部位は疲労を取り除くつもりで施術する、股間節周辺は身体のバランスを変えるつもりで施術する

当院では膝痛の根本改善を股間節の動きの再強化に絞っており、ここ以外の施術に関しては全てアフターケア的なアプローチにしています。股間節の動きを変えないでただ足の疲労を取り除いたり柔軟にすることをしますとかえって股間節の動きを変えるチャンスを失うこともありそこには注意をしています。心因性の膝痛に関しては勿論全くアプローチを代えていきますが通常の変形性膝関節症、半月板損傷などに関してはあくまで股間節の可動域強化、筋力の再活性を主にしています。

肩コリの方が毎日肩を揉んでも根本治癒しないことを改めて思い出す

肩コリの方が毎日肩をマッサージしに接骨整体に通っても根本治癒しないのは多く方が知っているはずです。一週間もすればほぼ元の状態に戻るはずです、それと一緒で膝関節の痛みも膝関節周辺を揉んだりしてもほぼほぼ意味がないのです。それは膝の動きを良くする＝膝痛改善にはならないということです。この事実をしっかりと受け入れない限り膝痛とは長い付き合いになってしまいます。