膝痛の方は「30分座ったら席を立つ」癖をつける

「子供が嫌がること」をしない

子供は同じ椅子に30分以上座っていることができません。それは集中力がないということではなく身体が固まることを本能的に嫌がるからです。逆にお年寄りは1日8時間以上同じ椅子に座りっぱなしでいることができます、これはそもそも身体が固まっているために座りっぱなしが苦痛でないからできるのです。今現在膝痛がある方は股関節が既に固まっているために座りっぱなしが苦痛ではなくなっている可能性があります、だとすると積極的に席を立つ癖を付けなくてはなりません。

何もしなければ日々「高齢者」の身体に近づいていく

子供から大人、高齢者に身体はなっていくわけですが何もしなければこのスピードは加速していきます。100年前の日本人の寿命は50代ですから身体が急速に老化していくのは当たり前の話なのです。ということで何かしらの工夫をしなくては膝痛になってしまうのは当たり前のこと、座りっぱなしというなんてことない日常動作も股関節を固め膝痛に繋がります。30分以上座りっぱなしは避け積極的に席を立つことをお勧めします。

〔座りっぱなし⇒股関節の硬直⇒膝関節の負担増⇒膝の異変、異常〕のスパイラルを断ち切る

座りっぱなしを避けなるべく小まめに席を立つことは今日からできる膝痛対策です。実際には股関節が硬直しますと膝痛だけでなく腰痛、足首痛のリスクがでます。身体のもっとも大きな関節の動きが悪くなれば隣接関節に影響がでないわけがないからです。出来る限り頻繁に席を立ち股間節の硬直からの膝痛、腰痛、足首痛の負のスパイラルを断ち切る必要があります。

座りっぱなしが膝痛を作り出すメカニズム
座ることで股関節が固まる⇩
股関節が固まることで膝関節が代わりに動く⇩
膝関節が疲れ始め歪む⇩
膝関節から痛みが発生する