施術時に感じる全身が痺れる感覚こそが気が流れる感覚

気の詰まりはそこに触れると分かる

私は施術時に気の詰まっている箇所を探し出しそしてそこに手技を加えて気の詰まりを解消します。私自身はそこに手を触れるだけで気が詰まっている箇所、詰まっていない箇所を選別できるのですが同時に受け手の方もそれに気付きます。つまり気が詰まっている体の箇所に私が刺激を加えますと全身が痺れるような感覚を覚えるのです。微弱電流のようなものが流れる感覚を皆感じます。そうなりますとこちらは安心でそこから気がひたすらに流れ続けるのを確認するのみです。

敏感な方は施術する場所から足の先まで気が流れることを自覚する

敏感な方にあっては施術する場所から足の先までこの微弱電流、気が流れる感覚を理解します。押された瞬間に全身に気が流れるだけでなくその通路までを実感できるのです。特に足先にまでこの気が流れる感覚を覚えてもらうと術者である私としては安心できます。多くの場合は気が逆上せていて下半身に気が流れていませんから膝痛の方は特に下半身に気が流れる感覚を自覚してもらえると解消は早いのです。

瘀血の方は触れられると痛い、施術の刺激を拒絶する

膝痛がかなり深刻な方に多いのですが体に触れるだけでも刺激を嫌がる方が稀にいます。この場合は瘀血による拒按と言いまして血液が汚れ刺激を受け付けない状態になっています。この場合はまずはこの瘀血を施術で散らしてそこからしっかりと刺激を入れていきます。変形性膝関節症の中期から末期にかけの状態の方はこの状態になっている方は多いです。