西洋医学では気の流れ(経絡)をファッシアとして考える

一部の西洋医学医師は経絡の存在をファッシアとしてとらえ始める

実は近年西洋医学界では経絡の存在を認め始めています。東洋医学でいう気の流れとはいったい何を指すのか?そしてその答えを西洋医学ではファッシアと出しました。ファッシアとは筋膜、内臓を包む膜、血管を包む膜、、、などあらゆる組織を取り囲む膜、、これをファッシアとしそれこそが東洋医学で考える経絡であると導き出しました。

西洋医学 東洋医学
ファッシア 経絡
筋膜、内臓の膜、血管の隙間 どこを通るか明記していない
受精卵からの進化で解明 生きた人間を観察して
脳とは関係ない経路 そもそも脳を重視していない

発生医学では元来なぜ受精卵が血管も神経もないのに胎児にまで発達するかが謎だった

西洋医学の中でも発生医学の分野、受精卵が胎児にまでなる成長過程においての学問においてなぜ受精卵が血管も神経もないままに胎児まで発達するかが謎の一つでした。脳の命令もなくなぜ胎児にまで細胞分裂を重ねながら形成できるのか、、そこに気の存在を知るヒントがあります。発生医学ではファッシアの存在を通じて受精卵が胎児にまで発達すると考えますがそのファッシアを流れるエネルギーこそが気です。そして胎児だけでなく成人になっても人間の体はこのファッシアを流れる気の作用によって日々体は構築維持されています。

膝の状態が悪いのは膝を取り巻く気の流れ(ファッシア)が悪くなっている考える

真実を追及するが学問であると考えれば東洋医学も西洋医学もいずれ合致するのが当たり前です。東洋医学は結果至上主義の面があり根拠の部分で欠けるところがあり、西洋医学は根拠至上主義の部分があり結果を出すことに関して欠ける部分があります。この二つの学問の良い部分を取り入れることが最も重要であると考えます。当院では結果を出すという面では東洋医学の気の概念を取り入れ、どのように改善するかの具体的な流れに関しては西洋医学を取り入れます。