膝痛を引き起こす「気の詰まり」とは何か?

気が詰まるとは?

西洋医学では気の通り道をファッシアと表現しこれは体にある膜という膜の隙間、内臓、血管、筋肉、脂肪、皮膚これらを取り巻く袋、膜の隙間こそ気の通り道を考えます。これは東洋医学で考える経絡の概念とほぼ一致しています。要は組織がくっつく、癒着してしまうとそこを流れる生命エネルギー、気の流れが悪くなってしまうのです。これを気が詰まると私は表現します。気が詰まりますと全身を巡る気の流れが悪くなり結果として気は上に上っていきます。これを逆上せと言います。気が上半身に登りそこで鬱滞する、詰まった状態を気鬱と言います。この状態では気は下半身を巡らなくなりますから下半身は痩せこけていきます。

気の詰まりを取るためには再び体に隙間を作る

気の詰まりを取り除くためには何をするか?再び体に隙間を作ります。気が通るための隙間、ファッシアの間に隙間を作っていきます。脂肪と筋肉、筋肉と筋肉、皮膚と脂肪、内臓と筋肉、内臓と内臓、、、これらの間にある隙間をしっかりと開いていきます。すると再びその隙間を生命エネルギーである気が流れ始めます。

膝痛の方の多くは股関節周辺の隙間が圧倒的に無くなっている

股関節は体の中でもっとも大きな関節でありこの周囲には大きな筋肉が密集しています。座った状態では臀部が強烈に固まり、気が流れる隙間が無くなって気が詰まっていきます。この状態が長く続きますと下半身に気が流れなくなりやがて膝関節を取り巻く組織が衰え、痩せこけ、やがて膝に痛みが生じます。当院ではこの膝が壊れていく流れを断ち切るために股関節周辺の筋肉の癒着、脂肪の癒着を剥がし気の詰まりを解消します。気が下半身にしっかりと流れていきますと足の筋肉、骨、関節、関節軟骨は再び強化されやがて膝の痛みも解消されていきます。

まとめ

【膝痛を引き起こす「気の詰まり」とは何か?】というテーマで今回ブログを制作しました。気の詰まり、この言葉を聞いて多くの方は違和感を感じるはずです。こんな考え方、概念を多くの方は持ちません、ですが実際に体のあらゆる不快症状はこの気の詰まりから起こります。気か詰まり、血、水の流れが阻害されて筋肉が正常に動かなくなることで膝痛、腰痛、肩こりなどが引き起こされるのです。当院ではこの気の詰まりを施術で解放し最終的にはあらゆる症状を無くしていきます。