冬に膝が痛くなる原因を東洋医学的に解説

冬は腎を消耗する、腎は骨を作る

冬に膝が痛くなる原因は多々ありますが東洋医学的には腎で説明がつきます。冬は寒くなりますがこの寒いという状態で最も負担を強いるのは東洋医学では腎であると考えます。腎とは西洋医学でいう腎臓、膀胱になりますが東洋医学では腎は骨を作ると考えます。この腎が寒さによって消耗することで骨を作る力が衰え結果として関節の痛みを作り出すと考えます。寒くなると膝が痛くなる方は腎が消耗している可能性があります。

身体が冷え切っていて膝が痛い方は腎を補い膝痛を解消する

身体が冷え切っている、顔が浅黒い、老化が年齢よりも進んでいる方は確実に腎を消耗しています。そのような方の膝痛は腎が消耗して骨が弱くなり痛みを作り出していますから先ずは腎を補うことからスタートします。背中にある腎兪というツボから始まり腎経という腎のエネルギーラインを直接施術することで腎を補います。さらに腎のもうひとつの経絡、膀胱経絡の流れを整うことで腎の陰陽の経絡を整えていきます。

脚が温かくなってくれば腎は確実に改善されている

腎経、膀胱経の二つの経絡の流れを施術で整えていく、気の詰まりを取り除いていきますと足が温かくなっていきます。黒い顔色が改善され、頻尿や、脚の冷えが改善されていきますと=腎が改善されることを証明します。そうなりますと膝を形成する関節軟骨も強化されますから膝の痛みも結果的に改善されていきます。腎が弱っていることからくる膝の痛みは腎を補うことで改善していきます。

まとめ

「冬に膝が痛くなる原因を東洋医学的に解説」というテーマで今回は制作しました。冬に膝が痛くなる原因は冬は体が硬くなりそれによって歪みが助長されて膝関節に負担が強くでるという構造医学的な観点と、冬の寒さによって腎が疲弊して結果骨が弱くなるという東洋医学的な観点があります。今回は東洋医学的な観点から膝の異常、痛みを解説しました。