ストレスが膝の痛みに繋がる東洋医学的解説

ストレス=気の循環悪化

ストレスが膝の痛みに繋がる回路を東洋医学的に解説したいと思います。ストレスがかかると体のあらゆる箇所が硬直しますからその時点で気の流れは悪くなります。気の流れが悪くなると気は逆上せていきますから下半身に気が回らなくなり結果下半身は弱くなって膝の痛みに繋がります、これは体全般の理論です。

ストレスあり ストレスなし
体が硬直 体が緩む
気が流れない 気が流れる
気が逆上せる 気が全身を巡る
下半身に異常 下半身が充実
上半身は気が詰まる 上半身は爽快

ストレスは東洋医学でいう木(肝、胆)に響く

もう少し詳細さ解説をしますと陰陽五行理論ではストレスは肝、胆にダメージを与えます、これは五行でいう木というエネルギー、機能です。ここにダメージが加わりますと気を発散する力が弱り気は停滞します。さらに肝経、胆経という木に関する気の流れも損なわれるためそれが下半身の気の流れを阻害するわけです。

さらに木剋土という理論で胃や膵臓にまつわる気の流れが阻害される

東洋医学では木(肝、胆)というエネルギーが荒れると木は土を剋すということで土のエネルギー機能を邪魔すると考えます。この土のエネルギーこそ胃や膵臓、消化エネルギー機能です。この機能、エネルギーが邪魔されてしまうことでここに関する経絡も乱れ合わせて気の流れが悪くなっていきます。このエネルギーも下半身を流れます。このようにストレスは陰陽五行の流れを見出し機能的にも気の流れ的にも膝に影響を与えます。